三津の旧鈴木邸。。

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愛媛建築士会の建築見学ツアーご一行さまが、三津の旧鈴木邸の見学に来られました車

私はその案内人として。

ここ旧鈴木邸は2年前に市の助成金をいただき、古民家改修工事をさせていただいたお宅です。。個人宅ではありますが、申し出があれば一般公開もしています。

 

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3年前はこんな感じだった旧鈴木邸。。

急遽、案内をするために工事前の写真を引っ張り出し見入ってしまいましたが懐かしい〜キラキラ

 

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以前はこんなだったけ・・?

と思うぐらい、かなり今は素敵に見違えたのですよね〜キラキラ

自分で仕事をしておいて!っと言われそうですけど、古民家の変わりようは目を見張るものがあります。

久しぶりにお伺いしたというのもあるかもしれません。

家主さんがとても愛着をもって古いものを大切にされて住まわれているから、

鈴木くんも愛を感じて、ちゃんと答えてくれている感じハート

 

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愛情を掛けてあげるとこんなにも答えてくれるのが古民家の良いところ。

古民家の改修は難しくもあるけれど、わたしも携わっていてとてもやり甲斐のある楽しい仕事。だからちゃんと古き善きものに敬意を払いつつ、昔ながらの素材や手法を使って直すことを基本としています。ボードや建材などの類を使うと安く簡単で便利に早いのだけど・・、素材感がまったく異なります・・ぐすん

もしそれでひとまず新しく綺麗になったとしても、そういった素材は数年で違いが出てきます。表面だけパッパッと繕って綺麗にしても化けの皮はすぐに剥がれてきて薄汚れてくるのです。やっぱりそれは古民家にはふさわしくない手法です。

古民家としての価値を引き出し、さらに長く愛されていく住まいとなっていくためにも、安易な即席工事ではなく、ちゃんと手を掛けてこだわって欲しいところかと感じます。

 

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こうやって古き善き住まいの良さを、みんなに見て感じて頂くためにも、

新築も古民家再生も同じように大切だと感じるところハート

がんばらなきゃ手

近々、また三津で古民家改修のお仕事ができそうです。がんばります〜手

 

壁が心地いい?

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悩ましい梅雨・・

いえいえ、日本の農業にとってはこの梅雨あってこそ、豊かな恵み生む大地となっていきますから大切な恵み。

でも正直、建築の業界ではこの時期はちょっと停滞時期のあまり嬉しくない時期アンパンマン

お天気の様子をみながらでないとサクサクと仕事が運べない、特に昔ながらの家づくりとなると、自然と向き合いながら出来る家でもありますから、なおの事。

速乾的(すぐ乾く的)な化学製品も使わないし、カビを抑制する防カビ剤も含まないから、

お天道様のご機嫌をうかがいながらするしかありません。

今時の家づくりなら、そう思い悩むこともなくパタパタ済んでしまうことも、昔ながらの家づくりではそうもいかなかったりしますアンパンマン

でもそこに良さを感じ大好きな家づくりだから。

 

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とくに土壁は心地いい~。

土と水と藁スサを練っただけのシンプルなものハート

効率優先でいくと、まずまっさきに切り捨てられる土壁だけど、

わたしは家にとって一番に欠かせないところだと感じています。

これは体感をしないと、あーだこーだと言っても分からない!

数字やデータで頭で理解するのではなくて、あなたの感覚をもって感じてほしいところ。

わたしたちは何と言おうと、まずは感性や心をもった生き物であるから。。

 

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母なる大地の心地よさをたずさえた壁は、きっと家になくてはならいものだと感じるはず。

数多くの家づくりを手がけてきて、家が土壁でなくてボードの家に変わるのなら・・、

わたしはもうこの家づくりの業界から引退したいと考えてます。。

もうボードの家は無理かな・・、この土壁の心地よさを味わってしまった以上は。

ここに残していきたい住まいを感じるから。。

 

ちょうどお盆ごろに『往き、還る家』の完成見学会を予定しております。

私の感じる心地いい壁の世界、

ぜひこの機会にあじわって欲しいですハート

 

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心地よい木の家。。

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『心地よい家』は建主さんのお父様が長年集めて来られた支給木材で家を建てます。

その量は半端な量ではなく・・とても個人の方が集められたという量ではありませんアンパンマン

この木材たちを使ってどんな家づくりにしていこうかと、とても楽しみでもあり、

また既にある木材を活かしていく事の難しさに頭を悩ませもします。

 

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まずは全体像の把握と使える構造材の整理に掛かっています。

材料に合わせて家を設計しようと思えば、庭を削らないと難しそうで・・汗

でもやっぱり家にとって庭は欠くことの出来ない潤いの場。

だからなかなか材料に家を合わせて・・というのも難しい~笑

木材の樹種だけでなくその子がもつ木の表情で家の空気感はゴロンと大きく変わってくるから、木材選びは「木だったらなんでもOK~」ではなく一番難しいところでもあり腕の見せどころです手

ネーミングのように、心地よい木の家が出来るよう頑張らないとねキラキラ

 

 

 

白磁の灯。。

 

 

昔ながらの家づくりでは、すっかり既製品が合わなくなってしまいました・・汗

それは本物の自然の素材(木や土や草や石)の前では、大量に生産されたものが力なく浮いてきます。

大量生産された物と、ひとつひとつ手をかけてつくられる物の違いが現れてくるのです。

 

手をかけ愛情を込められたもののエネルギーはあきらかに違うと、いつも物づくりの現場で感じます。こういったひとつひとつから放たれる空気が全体をつくっていく事になりますから、そのひとつも大切ですね。。

そして愛おしい物たちが失われて、まわりを見渡せば全て既製品だけしかない社会ってちょっと寂しいと思いませんか?

そんな事もあって先ごろから、昔ながらの木と土の家に合う、もろもろの物づくり各職人さん方々と進めている野の草です。

やはりわたしはこのどこか優しい、人の手からの生みだされる物たちが、

とても大好きだから。。

 

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これは白磁の照明です。

まだまだ改良中なのですが、白磁の土の感じが品よく土壁にとてもなじみます手

どこかノスタルジックで品の良いフォルムに仕上げたくて。。

白磁で薄くつくられているので、想像をこえるような美しい光が透けます。

光までもがノスタルジック~アンパンマン

 

↑カメラマンの力量不足で写真ではその良さがうまく伝わらないけど・・アンパンマン

なんだかとても惹かれる光です。。

 

夏に予定する『往き、還る家』の見学会では、この白磁の照明の初お目見えとなりますハート

野の草での製作品は、これから広く販売も致したいと思っていますので、お楽しみに。。

 

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第1回・木村邸Night。。

 

三津木村邸でおこなわれた第1回木村邸Night。

地域に開かれた建築やシェアカフェなど、共有する場づくりなどのソーシャルプロデュースをされておられる山納洋氏のお話をうかがい、木村邸の今後のあり方について愛媛大学・山口信夫先生のもと意見交換がなされました。

古建築としての価値にとどまらず、地域に活用され持続的な運営をはかっていくために木村邸はいま運営の方法などを考えなおす時期に立っています。

それは木村邸だけの話ではなく、保存していこうとするどこの古建築でも抱える悩みです。

 

 

今回、木村邸は今後数十年は建物が持ちこたえていくための屋根の葺き替えなどの修繕工事がおこなわれ、それによって価値ある古建築を残すという意義は果たされます。

しかしより活用され地域に愛されていく木村邸となっていくため、どうしたら良いのか、

まだまだ答えは出てきませんが、今後おこなわれるこういった話し合いのなかから木村邸のあるべき”場の形”が見えてきそうな気がします。

 

 

ボランティア方々のご馳走付きという心温まる勉強会に参加者さんもビックリでしたキラキラ

次回木村邸Night、楽しみですハート

三津の古建築・木村邸に行ってみたい方は、第2土曜日木村邸カフェなど実施しています。

また今なら!木村邸の蔵や離れ小屋裏のお宝探し(片付け)がおこなわれており、お手伝い大歓迎手

まずは三津へGo~車↓↓

 

木村邸ホームページ

https://www.kimuratei.com/

 

サンプル選びにくたびれて・・

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『往き、還る家』も家づくり終盤で、建主さんも最終決定におわれる日々です手

昨日はカーテン屋さんに足を運んで、我が家に似合うブラインドを物色。

カーテン・ブラインド・ロールスクリーン、メーカーも色々で、果てしなく豊富なカラーや生地の種類に圧倒されつつ、悩み迷う建主さんの姿がありましたアンパンマン

 

今回は、ひとまず現地で色合わせをするためのサンプル選びでしたが、建主Iさんにとってはひとつひとつが家づくりの大切な過程です。自分たちの想像するイメージに合わせていくためにも、ここはサンプル選びだって悩みどころ。

 

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そしてやっとサンプル選び終わったところ、ハタと気がつくと・・・アンパンマン

そばではすっかり待ちくたびれて寝入りついてしまった、お子の姿が♪

 

ママ・パパの真剣ぶりを空気で感じとってなのか、知らない場所に来たせいなのか、

一言も駄々をこねず独り遊びをしてくれていた、しずちゃん。

すっかりこちら、待ちくたびれたーの様子〜笑

 

思わず子供って可愛いなあキラキラ

待たせてごめんね。

おかげでママとパパはゆっくりと悩めましたよ手

このあとたっぷりとママに甘えていた、家づくりしずちゃんの巻でしたハート

 

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今は静かに。。

 

今日は『土間と風の家』の様子見に大石棟梁の刻屋にうかがいました車

いつもながらに綺麗に整頓された刻屋で、静かに墨付けをおこなう棟梁の姿がありました。

大石さんの現場や工場は、大石さんのピッチリとした性格がよく現れていて、

それがよく空気にただよっています。

そんな空気にわたしは何よりの安心感を感じています。

 

そう、どこも現場はその大工さんごとの空気感というのがあって、わたしはいつもそれをそれぞれの工場や現場に感じます。

きっとそれぞれの大工さんは意識されているかどうか分からないけど、特有の空気感キラキラ

木材の積み方ひとつ、木材の並べ方ひとつ、道具の扱いや、墨の付け方など、やっぱりその人がよく現れますね。

 

 

『土間と風の家』は、そんな大石さんの空気感のもと、静かにすすんでいる感じ。

今回は到達するべく目標があるので、エンジン全開ではなく、静かにゆっくりと舵をとっている感じですが、関わっていただいている多くの方の力によって最善の方向にむかっているのは間違いありません。

今は静かに。。

はやる気持ちを抑えつつ、、今は前をむいてひとつひとつ進むだけ。

さあ、さてさてちゅん

 

 

施主しごとの第二弾。。

『往き、還る家』の施主しごと第二弾はレンガ積み手

先のタイル貼りより難易度は高め。

でも丁寧に仕事をしていけば素人さんにでも施工は可能です。

ピッチリキッチリよりは”ラフ”なレンガ積みが好きな建主さんだからこそ、

今回の”施主レンガ積み”になりました。

 

 

しかし・・これが不思議。

やりはじめるとなかなか慎重になりすぎて、ついついピッチリキッチリに・・汗

とにかく綺麗にしたい・・・・・という呪縛にかかってしまった建主Iさんです笑

たしか・・イメージは、ラフに積んでいく感じだったのにね〜アンパンマン

っとハタと我にかえった建主さん。

でも肩の力を抜いて、ラフに積むって、あんがい勇気がいるもんです~アンパンマン

 

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そういった大人たちのレンガ積みに、子供たちが参加しはじめました。

ハハハ笑

子供はなんの躊躇もなくレンガを積んでくれます。

ちょっとブレーキが必要なぐらいの大胆さで。

おかげで大人たちの肩の力も一気に抜けて、ラフモード手

このモルタルのはみ出しは、すずちゃんの仕事。ここは響くんの仕事。

一生残る家族の仕事。家族みんなで良い想い出ですハート

 

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私にとっても久しぶりの施主しごとのフォロー。

独立したての頃は予算が少ない現場がほとんどだったので、よく施主さんと一緒にタイルを貼ったりモルタルを塗ったり土壁を練ったりしていたな〜、っと一緒に作業をしながら思い出しました。

職人さんとともに、建主さんも一緒に体をつかって家づくりに参加していく事、

おおいに大歓迎〜♪

家づくりはそういった時間が楽しいのですハート

 

そうやって『往き、還る家』が着々と出来上がっていってます。。

夏には完成!

お楽しみに〜手

我が家の田植えは・・

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我が家もそろそろ田植えです。

日曜日は二人で田んぼ作業。

 

今年は夫婦の意見が一致せず、

田んぼの半分は種を直播して、残り半分は通常の苗を植えるといった方法を取ることにしました。っと言うのも夫婦での意見が一致せず、直播で今年もやりたい私と、苗を植える方法でしたい徳さん。

結局二通りのやり方をする事にアンパンマン

畑や田んぼ作業ってお互いの意見を合わせるのが難しい・・。

夫婦喧嘩になるから一緒に農作業はしないの、っと言う夫婦は案外多くいます。

 

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そんな彼が庭先に撒いた種、種を撒いたらあとは草ぼうぼうの放置プレー状態で、

イライラと見てみぬふり出来ず、草取りをしてせっせっと育てたのはこの私アンパンマン

意見は違えども共同作業は必須、夫婦円満の秘訣?

 

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こんなにも立派になりました手

で、いよいよ田植えです。

 

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夫婦ふたりでの田植え作業のため、横にあまり移動をせずとも縦横ライン揃えて植えるための田植え道具を開発? これは私の発案キラキラ

やっぱり建築をやっている手前、縦横の矩(かね)←直角がでないと気になり、あとその都度に糸を張ってラインを出す作業が独りでは出来ないし効率悪いので、これを改善。やっぱりそこが設計士〜キラキラ

最初はブツクサ言っていた彼も、使ううちに案外いいみたい

 

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自然農での田植えなので、一般的な水につかりながらの田植えとは少し感じが異なり、

土に鎌で穴をあけてまさに植えていく感じです。

田植え前には落ち葉を施して草抑えにしています。

落ち葉が田んぼの養分にもなっていきますが、こんなものがアンパンマン

 

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そうこのコロコロがあちこちに。

実は鹿のフンnull

それもかなり大量にあちこちコロコロ。

今年はどうやら田んぼに鹿がやって来ているみたいです。

落ち葉の上で安心してもよおしてくれて・・笑

鹿が稲を食べるという被害も聞くので、一抹の心配もありますが、

今の時点ではありがたい自然の恵み〜ハート

っと良い方に考えて

 

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こんな風に、お米づくりも年々、自我流が強くなってきました。

まだ定まった方法ではないけれど、1年ごとに色々と試してみたりというのが楽しいのです。

まさにそれが自然との対話だからハート

誰かが言っていたけど、1年に1回しかお米づくりが出来ないという事は、

あと20回?ほどしか自然とも対話ができないなんて・・

人生、大切にしなきゃねハート

 

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美味しいお酒を飲みましょっ。

 

家づくり塾終了後の夜の出来事。

鉄の職人さんと、家具の職人さん、そして『往き還る家』の建て主さんといった風に、

家づくり塾に来られていた者同士、終了後は我が家で『往き還る家』の打合せを兼ねた飲み会とあいなりました

みんなの想いを存分に言い合っての美味しいお酒ビール

そこには職人と施主という隔たりはありませんでした。

お酒を飲みながらご飯を食べながらって大切ハート

近くなって、言いあえる関係が、垣根をなくし、良い物づくりにしていく。

みんなすっかり酔っ払い〜。

建て主Iさん、その日の家づくり塾でのキッチン組み立てに施主自らが関わって、

満足感いっぱいだったようで、本日一番いい感じに仕上がってました手