米のとぎ汁から絶品ヨーグルトづくり!

 この頃、菌にはまっている・・いえ、取り憑かれている私なのです。。
ちょっと前に書いたように、菌の世界があってこその私たちの暮らし。
菌たちの力をかりて出来上がる食品は山ほどあって私たちはその恩恵を頂いて生きているのです!「除菌!抗菌!」なんて言っていたら、体内の菌まで死滅して、病気になってしまいます・・。

さて、イイ菌をたくさん取り入れた、食生活をすること。
昔の日本食には、身体にとって素晴らしい発酵食品がありましたよね。
野菜にも、新鮮な野菜の葉の表面には、たくさんの菌がいるらしい。。
もちろん無農薬が前提ですけどね。。

米のとぎ汁からヨーグルトが出来るって知ってます?それも牛乳でなくて、豆乳でめちゃめちゃ美味しいヨーグルトが出来るのです。牛乳を飲まない私たちにとっては朗報な話なうえに、子供たちもおかわりを催促するぐらい美味しいのです!いえ、子供だけでなく大人も病みつきになるヨーグルト!

実はこれ今、ネットで知る人ぞ知る飯山一郎の、米のとぎ汁からつくる発酵液(乳酸菌)で放射能除去する話の一端に、ヨーグルトづくりがあります。さっそく菌の虜である私としては、やらないでいられるハズがありません。

用意するものは
・米(玄米)の1番とぎ汁(足りないようなら2番とぎ汁)
・黒砂糖(精製白砂糖は身体にも、菌にも×)
・天然塩(精製塩は身体にも、菌にも×)
・豆乳
これだけ。

まずは乳酸菌を培養します。。
できるかぎり無農薬なお米を使用してくださいね。お米の表面に菌が生息している訳ですから、農薬を使ったお米は菌が死滅したり弱っていたりします。自分にとっても農薬が溶けた込んだとぎ汁は嫌ですものね・・
それと白米より玄米のほうがイイです。菌がそぎ落とされずに残っています。あと可能なかぎり、お米をとぐ水は塩素入り水道水より天然水(ミネラルウォーター)の方がいいに決まっています。常に菌たちが良好に生きることのできる条件を考えてみてください。

とぎ汁が出たら、1.8Lペットボトル(8分目ぐらい)に入れて、黒砂糖大さじ2、塩小さじ1/2を入れて、よくシェイクしておきます。あとは菌たちが増えてくれるのを待つだけ。室温で十分です。
菌たちが良好に繁殖してきたら、1日目で蓋をあけるとプッシュっとガスが出始めます。
2日目からは、菌たちにちょっとエサを与えます。私はだいたい黒砂糖小さじ1/2、塩少々与えています。かなりパワフルなので2日目で、ペットボトルがパンパンになって、プッシュプッシュと言い出したら、ヨーグルトづくりに。この発酵液は、かなり威力があるのでパンづくりにも使えます!
ちなみに腐敗臭がしたら失敗ですので、そこは自分で確認をしてください。甘いような薫り、嫌な匂いでなければ大丈夫。

蓋つきの容器に、豆乳9の割合に対して、発酵液1を混ぜてつくります。
たったこれだけ。あとは室温で5時間〜8時間ほどで出来上がります。
すこし分離している感じになり始めたら変化が早いです。1時間のうちに完成します。

 

分離を無くすために、よくシェイクをして、黒砂糖をお好みの甘さで入れます。少し甘めが美味しいかも。冷たいとさらに美味しいので、氷をいれて飲むといいです。ヨーグルトと言っても、飲むヨーグルトといった感じ。我が家は、時折、りんごジュースをこれに2割ほど加えて飲みます。さらに美味しい!
んん〜はっきり言って、コレ売れます!

身体に優しい菌たちによって免疫力がさらにあがって、夏バテにもいいですし、食中毒にも効果がありそう。体質改善は、まずは食から、そして暮らしから。
菌たちが喜んでいきられる環境づくりを考えることで、食や身体や自然がより良く変わっていきそう〜。
ぜひオススメ、お試しアレ!
下の写真は、この発酵液で膨らませてつくったベーグル!天然酵母より、かなり優等生です!
発酵液の乳酸菌は、エサをやり続ければ常温で何年でももつというから、んん〜パワフルですね。


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