2018.06.09 Saturday
庭の草木の成長とともに。。
梅雨の晴れ間の『往き還る家』の庭工事その後です。
庭工事は、建て主さんとご一緒に。というのが野の草スタイルです。
まあ庭工事にかかわらず出来る限り、自分たちの家づくりなんだから家づくりに関わって欲しいなあと感じます。
そうすると色々と各職種の物づくりの世界が垣間見えて、お任せでない家づくりの楽しさがありますし、一緒に草木を植えたりしながら、今後どんな風に庭で楽しもうかと、これからの庭のある暮らしに思いを巡らせてもいけます。
まずは木製のベンチを手作りして木陰に置く、という事が沸いてきて提案をしてみました。
それだけで庭に出てお茶したり、草木を観察したり、ちょっと一息つける、第一歩になります。
リビングやキッチンからの眺めもとても良くなりました。
暮らしのなかでいつも草木の揺らぎを感じてほしい。。
それが野の草の設計コンセプトでもあります。。
それと今回、蒼園さんのご協力で廃レンガを分けて頂いて、建て主さんとアプローチづくりをすることにしました。
あまり職人技がいらない素人施工で出来るアプローチ。廃レンガ活用といっても、ねっ、贅沢なぐらいの素敵な雰囲気の玄関アプローチになったでしょ。綺麗なレンガを、蒼園さんありがとうございました!
そして、すずちゃんも一緒に庭づくりしましたよ♪
ひとつひとつ我が家の思い出として心に刻まれるといいなあと、ほのぼの風景。
草木を育てたり、水をやったり、土をいじったり、季節の花を飾ったり、お庭で楽しんだり、これからいっぱいして下さいね。
こういった事が、子供たちの五感を育てるうえでもっとも大切なことだし、家族とのこの家での緑溢れる思い出となっていくことでしょうし。
自分たちがつくった庭ならなおの事、これからもいっぱい庭に関わって欲しい。
すべてプロにお任せすると、なかなか素人さんでは手を入れにくい庭になりますが、こうやって一緒に関わって庭づくりすることで、庭とのお付き合いの第一歩という訳です。
これで『往き還る家』の家づくりは終了。。
これから時々、お邪魔するとき、庭の草木の成長や変化が、設計者の何よりの楽しみでもあります。そして草木の成長とともに家族の暮らしもさらに豊かに増していくことを願っています。
また機会あればその後の庭の様子や暮らしの様子などもご報告したいところですね。。