愛おしい日々。。

 

忙しい合間、なんとかお米の脱穀をすることが出来ました。

稲木に掛けたお米たち、残る茎や葉の養分が全て種としての籾に吸収しつくされて、種子として完成されたお米。

やっぱり稲木にかけたお米は美味しいなあと、地元の方は言います。

 

昔ながらの足踏み脱穀機は、のどかな雰囲気です。

私たちのペースにぴったり。

何気ない風景ですが、キラキラと光り輝くように目に眩しく入ってきます。

美しく平和で幸せな一時。。

全てが愛おしくなります。

 

 

 

1年に1回だけのお米づくり、だからやっぱりまた来年も、という気持ちにさせられるんですよね。こんな時間が自分にとってはかけがえのないひと時です。

 

そして今年の稲には稲麹がたくさんついていました。

まるで神様の贈り物!

稲麹が出来るとお米が美味しいと言われてます。

不思議とどれも2対のペアで稲麹がついているので、まるで夫婦のようです。

この不思議は何か宇宙の法則なのかしら。。

神様からの贈り物。

この天然の稲麹で来年はお味噌を仕込んでみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

稲刈り終了〜。。

 

この土日で我が家の稲刈りも無事、終了〜♪

ひとまずホっとしています。。

『心地よい家』の建前も近づき、『土間と風の家』も完成間近の忙しい最中の稲刈りでしたが、ブログで呼びかけたところ両日とも援農でお手伝いに来てくださる方がいて、本当に助かりました〜!!

我が家だけだったら、あと二日掛かりそうなところでした。

 

 

相も変わらず機械を使わず手作業にこだわる我が家です。

確かに機械をつかうとこの忙しい最中の稲刈りも一瞬の作業なのですが、それはそれでなんだかつまらなく・・。

忙しい時代だからこそ、この秋空の下で、ザクザクと稲が刈られていく小気味よさに耳を傾け、お腹が空いたらにぎり飯を頬張って、3時の一服にお茶とお菓子、稲穂の飽きない美しさに心ときめいて、不思議に心地よい疲労感。

いつもの忙しい毎日をちょっと忘れさせてくれるそんな時間があるような気がします。

 

 

 

それにこうやって皆で稲刈りするのが、なんたって稲刈りの一番楽しいところ。

お米づくりの原点でもありますね♪

これがあるからお米づくりを続けているような気がします。

子供たちも一日中田んぼで駆け回って、帰る頃には電池がきれて、車中はぐっすりだった様子です。

『土間と風の家』の建主Tさんも楽しかったとの事で、また来年も応援に来てくれると。

家づくりだけに終わらない、稲刈りや味噌づくりなど、年に数度こういった形でずっと顔を合わせていくのもイイですね。

お手伝いいただきまして、皆さんどうもありがとうございました!

 

 

稲刈り一緒にしませんか。。

 

我が家の田んぼのお米たちも、やっとのこと黄金色に色づきはじめました。

時々、猿がやってくるようで、お米の味見をしているようです(汗)。

今の時代、断然買ったほうが楽なお米ではありますが、

綿々と太古の大昔から稲作をつづけてきた日本人としてのDNAが、私たちをお米づくりに向かわせます。

稲刈りは、その湧き上がってくるかのような喜びがもっとも感じられる瞬間でもあり、

この平和で幸せな一時がまた来年のお米づくりに私たちを向かわせるのです。

私の場合は、この平和で幸せな体感が、家づくりに生かされているような気がします♪

 

ぜひご一緒に稲刈をしませんか?

稲刈り初体験だと言う方もOK〜!

初対面の方もOK〜!

稲刈りには興味ないけど、私たちと語り合いたいという方でもOK〜(笑)!

昔ながらの手作業で鎌で稲を刈って、稲木に干していきます。

 

一汁一菜でのお昼つき♪

ぜひ秋深まりゆくこの季節、一緒に田んぼで幸せな時間を過ごしましょう。。

日時:11月3日(土)、4日(日)10時〜17時(自由解散OK・雨天中止)

場所:今治市玉川町鈍川 神子の森の田んぼ

※参加希望の方は、下記まで連絡をください。

携帯:090-4781-6192

メール:asuka-archi@nifty.com

 

秋色の幸せ。。

 

あたり一面、声を掛け合ったかのように足並みを揃えて咲き並ぶ曼珠沙華の季節です。

もうこんな季節!

っと、時の速さを感じずにはいられません。

これからこの鈍川一帯もだんだん寒くなっていきますね〜。

 

 

 

我が家も、秋の恵みに溢れる季節。

↑お決まりの、生ゴミから発芽したカボチャたちや冬瓜たち。そして茗荷。

覆い茂るような紫蘇たちを、今年は紫蘇ジュース以外に紫蘇ドレッシングにしてみました。

これがなかなか美味!

それでもなかなか食べきれない程の実りに、日々お裾分け。

田舎に移住して5年。

自然に囲まれて暮らすことの豊かさを日々感じますね。

 

さて、冬野菜の種まきも終えて、いまはホッと一息。。

あとは秋深まりゆくなかの稲刈りを待つばかり♪

これまた幸せな気持ちに。

よかったら稲刈りを一緒に楽しみませんか〜♪

 

 

 

 

 

 

 

出穂しました!

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我が家のお米づくりも、この時期やっと出穂です!

もうすでに周辺の田んぼは、稲刈りが終わろうとしている時期。

自然農で自分たちで苗から育ててとなると、この時期になってしまうのです。

 

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辺りの稲刈りが一斉に終わろうとしている時期なので、焦りを感じつつも、こればっかりは自然のこと。

ただただ私たちに出来ることはお米たちの成長ぶりを見守るだけ。

手塩にかけたお米たちが元気に育って、出穂(しゅっすい)してくれたこの瞬間は、今までの苦労が吹き飛ぶほどに、とても感慨深いものがあります。

稲刈りはまだまだ先ですが、たわわに実る稲穂を思い描きながらの、今日この頃です。。

 

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目にみえない想いの電波。。

 

突然送られてきたお野菜たち。

ハチドリ農園さんが手がけられた化学農薬・化学肥料不使用のお野菜たちです!

突然のサプライズに嬉し〜(涙)!

 

すこし前に野の草設計室を訪れてくれたハチドリ農園のご夫婦。

何か新しいことに挑戦する時って、すごくエネルギーが必要で、

それはお金とか時間とか言ってたら手の届かない存在。

野の草がむかおうとしている何かを、目にみえない電波をキャッチするようにやって来てくれたハチドリさん。

「なにか応援できることありますか」

いろいろと頭を膨らませてはいるけど、なかなか実現に至っていないこと。

化学物質過敏症者の人たちのための避難住宅づくり。

応援隊がいるだけで、どんなにパワーになることか。

 

不思議な流れ、具体的に絵を描いて自分たちなりに一歩を踏み出しはじめると、

こうやって声をかけてくれるという目に見えない何かの繋がりを感じます。

きっと実現しなければいけない何かが背中をおしています。。

伝統構法を実現しようとした時も、こういった不思議なことが山ほどありました。

 

年々歳をとりつつ体力も気力も若い頃から言うと落ちつつある私たちだけど、

ハチドリさんの若くて純粋なエネルギーをうけた新鮮なお野菜たちに

エネルギーをいただきながら、頑張りたいと思います!

 

ハチドリ農園さんブログ↓

ちょうど私たちの事について書いてくれてました!

https://hachibird.exblog.jp/

 

お米づくりをとおして。。

 

この暑さのなか我が家のお米たちも元気にスクスク育っております。

無農薬無化学肥料での自然農によるお米づくりです。

1本植えした稲たちも、今はたくさん分けつがすすんでいる最中。

抜いた草や稲藁が良い肥料となってくれているみたい。

 

 

自然農でのお米づくりで凄いのは、そこにいる生き物の多さに感心します。

この頃の田んぼではカエルの鳴き声は微かに聞こえる程度。

でも我が家の田んぼ、カエルたちの大合唱で、両手で耳を塞がないと耳が痛いほどです。

すぐそばに家が無くて良かったね〜と、その光景に夫婦で大笑いしました。

いまの時期は、田んぼの上を飛ぶトンボの数がとても多いです。

それだけ田んぼに生息する虫たちが多いという証。

 

農薬や除草剤を使わないので生き物たちが生きることのできる住処があるという事でしょう。

虫ひとつつかないお米を食べる気がしますか?

やっぱり私は嫌かな。

それってまわりまわっていずれ自分のもとに還ってくるような気がします。

今の時代、ガンやアレルギーなどの病気が溢れてるけど、案外原因はこういった足元であったりします。

 

たくさんの生き物たちを育むことができる場がここにあると言うこと、

そんな恵みのなかでお米が育っていって自分たちの口にはいる、

たいへんな事もあるけどお米づくりをしていて、ありがたいなと思います。

 

 

 

田植えはやっぱり我が家流。。

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じゃ〜ん!こんな事になってます(笑)。

機械をつかわず手植えでの田植えです。

1本1本、藁を掻き分け、草を刈りつつ、カマで穴を掘り、苗を植えていく。

 

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まるで苗たちの大切な巣箱をつくるかのような田植えになっています(笑)。

投入した藁のおかげで例年より時間がかかっている田植えですが、なんだかイイ感じにワクワクするのは私だけかしら(笑)。

 

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でもそろそろ田植えの時期もタイムリミット!

早くしなきゃ〜!!と焦りが出始めています(汗)!

我が家の田植え。。

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田植えの時期がやってきました〜♪

いえいえ、もうすでにこの辺りの集落はとうの昔に田植えは終わってます(苦笑)。

集落で一番遅いのが我が家の田植えになります。。

 

 

 

庭先で草とともに、なかなかに元気に育ってくれた、種から育てた稲たち。

それを掘り起こし、田植えします。

庭先は仕事の合間でも管理しやすく、砂土なので掘り起こしやすいです。

 

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そして今年は田植えまでの間に、倉庫を壊すので藁がいらんか〜、庭を手入れしているので落ち葉はいらんか〜と、いろいろと声をかけて頂いて、焼却処分されるのももったいなく田んぼの肥やしにすることにしました。

田んぼに投入したのは良かったものの、敷き詰めた藁で草刈が困難に・・・・。

草刈も十分に出来ず田植えに突入という訳です。

我が家は耕さない不耕起自然農での田植えなので、代掻き(しろかき)※はしないこのままの状態での田植えとなります。

さてどうなるやら。

 

 ※代掻きとは、田起こしが完了した田んぼに水を張って、土をさらに細かく砕き、丁寧に掻き混ぜて、土の表面を平らにする作業のこと。自然農では田起こしや代掻きをしない一風かわった農法となります。

 

 

 

旬ですね〜

 

今年は竹の子の当たり年のようで、野の草も竹の子掘りに行ってきました。

竹の子は貰うのも嬉しいけど、自分たちで掘るのも楽しいもんですハート

例年は猪のほうが竹の子掘りは優勢なのですが、今年は採りつくせないほどの竹の子の勢い!

私たちもウホウホと猪のごとく笑

 

 

4月から野の草に加わりました、新入社員のきよさんも竹の子掘りは初めて手

みんなで掘った竹の子は庭先で茹でて、その夜は竹の子入り春巻きパーティをしました。

竹の子掘りとほのぼのした空気に、つくづく幸せだなあ〜っと感じる今日この頃です。

やっぱり女子は、食べ物のことをいらっているときが一番幸せなのかもしれませんハート

そんな野の草の穏やかな一日でした。