もう一軒の古民家再生。。



我が家のリフォーム・・いえいえ、実はもう一軒古民家再生中。。
同じ地区に移住予定のU家族の住まいを夏から再生中なのであります。

U家族とは、当初は建て主と設計者としての出逢い。いろいろとあって、現在はともに協力し合って里山で生きようと決心しあった付き合いであります。その住まいを今は大分県にいるU家族に変わってリフォームのお手伝いをしている次第。春にはU家の奥さんが出産ということもあって移住はまったなし!
我が家の”奈良の木の家セルフリフォーム”の最中でもありますが・・一肌脱ぐことになったのです。

U家の要望は、自然の素材を使って、なおかつ昔ながらの古き良き感じの気の張らない、自分達の身の丈にあった住まいを希望。主に奥さんが料理教室をひらいて一日の多くを過ごす台所をメインとし、その他快適性を向上させる水回りの改善。と、旦那様の仕事である竹細工の作業場づくり。生き方暮らし方は自然志向で、食も暮らしも多少不便であっても手間をかけて心地よく・美味しく・楽しくありたいという夫婦。

まずは家の家財道具やらを片づけなくては・・。
家主さんも事前に荷物を整理してくださったみたいで、だいぶ物が無くなったとは言え、やはり長く住まいとして機能していた家はそれなりの荷物の量。これはどの家も同じ。これに向き合わなくては移住は不可能。



古いと言っても、住もうと思えばまだまだすぐにでも住めそうな家。しかしリフォーム? 
それはU家の「心地良く暮らしたい」という願いから。もちろん私たち自身もそうだけど、この建材に囲まれた雰囲気は、自然素材を好む自然志向派にはちょっと息苦しい雰囲気・・。
でもこういった素材たちで古い家をリフォームすることが、その時代には一種の最新の住まいのような気分にさせ、古い日本建築の家はみな軒並みにリフォームされたのですよね。。



そのところどころには昔の良き面影があって・・ムズムズするぐらいに邪魔くさいフィルターに覆われたような気分になる私。
もちろんこのフィルターをこれから取り去っていくのですが、大家さんからも、幼い頃にあったリフォーム前の家の雰囲気が好きだったと聞かされ、意気揚々と撤去作業開始手



U家の旦那さんも、荷物の片づけや撤去作業に大分から駆けつけました。
こればっかりは人海戦術でなくては。友人たちも手伝いに駆けつけてくれました。




 
ただただ合板や建材の類はバールや玄翁などを使いつつ撤去していきます。
日頃のうっぷんをたっぷりと解消するかのような作業です汗
この作業はただ力任せにと言うより、組み立てられた順番に解体していくのが上手に解体するコツ。
組み立て方や解体の要領が分からなければ何倍も時間と労力がかかるのです。
助っ人に入ってくれた大工さんは、私たちの解体作業を横目に、サクサクっと解体をこなしていくのでしたアンパンマン



この解体、長く溜まりきった埃や建材からの粉塵が宙を舞い、全身は粉をまとったかのようになります。
ああ〜あ、乙女な設計者もこれではまさに台無しですアンパンマン
でもそう言っていたら先に進めませんので、気にせずザクザクと。
まるで土木作業員、そうやってだんだん女が強くなっていくのですよね・・・笑



化学糊が効かなくなって剥がれ出した建材の塗り壁。当時の流行り物もこんな感じに。



出てくるわ出てくるわ建材ゴミの山。何処にこんなにもあったのかと言うぐらい・・。
そのほとんどは土に還らない素材ばかりなので、処分に困ります。
細かく分別をしなければ高額な処分費がかかり、引き取り先もそうはないのです・・。
リフォームの片づけや解体作業をしていると「生きることはゴミを生み出すことなのかも・・」と真剣に思ってしまうぐらいに、今の世の中はゴミに溢れていると言えますね。もっとシンプルにゴミを生み出さない・持たない生き方をしたいもの←これは自分自身への戒めの言葉であります。



時間をかけて地味にゴミを細分化し処分をしていきます。できるだけ価値のないゴミには誰しもお金はかけたくないところです。
U家の旦那さん自身も、大手メーカーでの大量生産の物づくりから、大地に還ることのできる一品一品手作業・自然素材の竹細工へ転職した身。この作業をとおしてあらためてゴミにならない物づくりをしていく決心が堅くなったようです。ある意味、良い体験になったのかも。
ゴミがうずたかく積まれていく光景は、目にするだけでなんだか全身の気力が失われ疲れてきます・・下
まるで、先のない未来がそこに感じられるからなのか・・・・たぶん・・・きっと・・下下



いえ、このリフォームは明るい未来を築くためハート 心地いい暮らしを紡いで繋いでいくためのものハート
粉塵にまみれながら、ゴミに向き合いつつ、
その苦労のすべては心地いい未来を掴むために・・
頑張る私たちでありました手(つづく)

コメント

ご無沙汰しています。
布小物やをほそぼそと手作りしてる 長男夫婦(CS家族)も、働く場を持てずに悩み、今古民家を自力で再生中。
物凄いゴミと格闘し、一日も早く店舗として開店できるよう頑張ってます。
先日は、沖野建設棟梁にも、足を運んでもらったようです。
さて、どうなるやら・・・ですが、私は何も手伝ってあげられずもどかしいばかり。
この寒さの中、どなた様も、お体大切に、作業がはかどりますよう祈っております。

  • ままさん
  • 2014/02/08 11:16