2011.04.28 Thursday
島のパン屋さん。。
友人から夕食のお誘いがあって出掛けてきました。
こちら大島でオーガニックなパンづくりをしているpaysanさん。
paysanさんのパンは愛媛でも、ちょー有名!美味しすぎ〜だよね〜。
それには訳があって、奥さんのうーさんのセンスと、ご主人のQちゃんの実行力(実現力)があるからこそ パンを焼く石窯だってQちゃん手づくりなんだよ。電気やガスではなく、石窯の薪で焼くパンだから、絶対簡単には真似ができない美味しさに!手がかかっているという事。
paysanのパンが美味しいのは、オーガニックという事だけに限らず、パンをこねるのも、発酵させるのも、焼くのも、ひとつひとつすべて人の手がかかっているから。機械を使って、タイマーセットしてブンブン大量につくるパンとは大違いな訳。こうやってQちゃんや、うーさんの、愛がこめられているからね〜
薪で焼く石窯パン。窯のなかには、年期のはいった煤や木灰が積もっていて、この木灰の独得な薫りが、パンになんとも言えない薫りづけに一役かっているような気がした。また電気やガスでは焼き上がりも均一。このまだ理解されていない世界で、薪を使って火で焼くパンには、隠された魅力があると感じるところ。
私自身この頃、感覚が非常に敏感になっていて、本当に心がこもった物しか身体が喜びを感じなくなっていて、普通にあるパン屋さんのパンでは、ただただお腹を満たしている(ふわふわパンはお腹も満たさないけど・・)というエネルギーしか感じられない。
『物』にはエネルギーというのがあって、それが感じられる。人は本来そのエネルギーを享受して生きているんだと、この頃とても感じる。コンビニの弁当では全くエネルギーが感じられないし、そういう物をいつも食べていたら人間そのもののエネルギーも弱くなる。病気になったり、やる気が起こらなかったり、発想力や想像力が鈍ったりと・・。
素材ひとつひとつが手をかけて愛情をかけられたオーガニックなもので、手をかけてパンをこね、火という自然の力を借り焼かれていくパンは、そのエネルギーが別格。
実は、家づくりも同じ。
話がズレてきたけど、目に見えないエネルギーの話はまた後日。。
paysanパンは、本当にほんわり優しい幸せのエネルギーが感じられるパンです。
ホームページ『shopコーナー』にお店の紹介をしておいたので、ぜひ行ってみてください。
話が長くなっていますが・・夕食のお誘いを頂いたのは、paysanさんが自宅を少しリフォームしたので、そのお披露目をかねてという訳。またまたQちゃん手づくりのリフォーム!
Qちゃんは型枠大工の経験があって、とても器用。う〜ん、素人と思えないでしょ。また斬新!←こちら、うーさんのセンス!
私たち専門で建築やっている者には、絶対発想できない造り方であったりと本当に目から鱗です。あっ・・一応、私たちも雨仕舞いだけはアドバイスはさせていただいたんだけど、見事にパンパンとやってしまう、そのパワー・エネルギー・実現力がすごいね〜!負けるわ・・
夕食は、高校生である息子さんが、自慢の手料理を披露してくれました。
本日はイタリアン。。
前菜は鯛のカルパッチョから・・と本格的。
しかも盛りつけのセンスがGood!さすがpaysanさんのお坊ちゃん。
うーさんのセンスに、実現力のQちゃんの美味しいところを頂いて
きっと行く末は名シェフかな。。
将来、paysanは三ツ星レストラン。Qちゃんは専属のパン焼き従事ね。うーさんは女番頭。
その時は敷居が高すぎて、私たちなんてお邪魔する事が出来なくなっているかも〜!
っと、とても楽しい一夜になりました。
どうもありがとう〜