お別れの時。。

 ここしばらく我が家の愛猫ティッシュの調子がおかしい・・
どうやらお別れの時が近いらしい。。

16年も連れ添ってきた相棒・家族です。
16年というと、とても長い年月。
私の人生の半分とまではいかなけど、半分に近い時間をともにしてきました。
そんな彼とのお別れが近づいてきています。。

辛い時にいつも一緒にいてくれた事を思い出します。
夜おそくまで一人で仕事をしていた時も、そばに寄り添ってくれていたし、
仕事疲れで体調が崩れそうな時は、不思議に彼がかわりに寝込んでたし。
一緒にいっぱい遊びました。楽しい想い出もたくさんあります。
何よりいつもいてくれるだけで雰囲気が和みました。
心地よさを教えてくれました。

ゴハンを全く口にしなくなって1週間。
今は水(ビワの葉茶)だけしか口にしません。
食べて欲しいけど、彼の食べる欲望はもう残っていない様子。
つくづく『食べる事は生きる事』だということを感じます。
延命治療ものぞみませんし、自然のままに彼を送り出してあげたい。

まるであっちの世界に行くための迎えのバスを待つかのような日々。。
時折、苦しそうにする時もあったり、ふらふらして出て行こうとする時もあったり。
そんな時は、やっぱり干潮の時間帯であったりします。
やっぱり迎えのバスがやってくるのを待っているみたい。

強い痛みや苦しみがさほど無いのが救いです。
しかしトイレに行く力がなくなって、漏らしてしまう事が、今の彼にとっては屈辱のようで、
その時だけとても悲しげな辛そうな鳴き声をあげます。

人間で言うと80歳。大往生。
最後の残された時間を一緒にいてあげる事と、暖かい薪ストーブの火をたやさずいることが
今わたしにできるささやかな事。
ストーブの前で、時折のびのびしている光景を見せてくれることや、
撫でてあげると最後の残された力をつかってグルグルと言ってくれる彼に、
ささやかな彼との時間を感じます。。
最後の時まで、彼との時間を大切にしたいと思います。。

土の床、たたき。。

 『つながる家+つなげる家』も、今はいろんな職種の職人さんがはいって目まぐるしく現場も変わっていく時期。玄関の床もそろそろ工事です。

定番になりつつある、いつもの柔らかく優しい土の床でいきます。
木と土の家づくりには、やっぱり土の床、たたきが良く似合います〜
以前は、豆砂利洗い出しやタイル貼りを使っていたんだけど、雰囲気が固いんだよね・・。
豆砂利洗い出しはセメントの硬さがあって・・、タイルも焼き物がゆえに固い雰囲気。物によっては均一すぎる・・。
土をたたき締めたタタキの柔らかさ優しさは、タタキにしか出せない風合い
この風合いが、なんとも言えず飽きのこない風合いなのです。。

タタキ土間には適度な調湿性があって、食品保存にはもって来い
そう、昔は土間に、芋類などをよく転がしていたんだよね。
土付きの野菜にも馴染みがいいのが土間だし。
夏の暑い最中、ヒンヤリと涼しい土でできた土間が、食品をもたせるには絶好の場でもあるんだ。

こういった気化冷却の働きをうむ良い土間をつくるためには、隠れた工夫が必要
それは土間の部分にはコンクリートを打たないという事。
これは土の土間をつくるための不可欠要素でもあるんだ。

適度な湿り気が地面から土間に伝わることで、土間が長持ちをするんだ。
コンクリートを打ってしまうと、地面と土間は遮断されて、土の床が次第に乾燥してしまって、割れやすくなったり、剥がれやすくなったり、埃っぽくなったりするんだよね。
適度な湿り気があがってきてくれる事で、いつもしっとりとした表情を保って、土の割れを防ぐんだって。そしてその湿気が気化する際に、気化冷却の働きによって、ヒンヤリした空気を生み出すという訳。う〜ん、自然の摂理をうまく利用したのが土の床ということを感じるね。。

このヒンヤリ効果を利用して、玄関だけでなく、食品庫を土間に設けました〜
現代の家は、蒸し暑い家。食品が過発酵しすぎたり、腐りやすく、日持ちをしない家だと思う
冷蔵庫・エアコンだよりの家だよね。
でも昔ながらの家は、生きることが良く練り込まれた家づくり。
そのなかで食の保存はもっとも大きな先人たちのテーマだったと思う。
だから昔ながらの家には、食を保存したり加工したりするための術が織り込まれているんだ

 『つながる家+つなげる家』の建て主さんとは、一緒に味噌づくりを何度となくやってきて、食べ物をしっかりと保存できる場所が欲しいね〜という想いがあって、今回、土間に食品をストックできる場をもうけることになったんだ。
ん〜いまから楽しみ!

昔ながらの家づくりの良さは、構造や素材だけでなく、こいった生きていくために先人たちが遺した暮らしの智恵がそこにあることだと思う
実は、それがもっともこれからの時代、問われる住まいではないかなと思うところ。。

左官さんがパンパンと土をたたき締めている。
木づちで叩くというローテクな技術。

 

素材は現場で、目の前で練られます。
土・砂利・にがり・石灰・水
ただそれだけ。ただそれだけというのが心地いい
そこには身体を悪くするような物も、環境を壊していく物も、ないから。
だから心地いい。。

柔らかく優しいって、、
きっと見た目ではない優しさや心地よさが溢れているんだろうな。っとふと思った。
母なる大地の優しい、すべてを生かすふところがそこにあるんだ
ん〜だから惹かれる訳。
やっぱ、やめられません。

叩いて、コテで綺麗に均して、出来上がり〜
いえいえ・・瞬時に乾かすのは、御法度
養生をして、数週間、じっくりと水分がぬけるのを待ちます。

 

このじっくりさ加減もいい感じ。。
ローテクでスローな床、素敵だと思いませんか

職人たちの仕事は、プライスゼロ。。

 『つながる家+つなげる家』も少しずつ出来上がってきておりますよ

例の階段も、狭い狭いところに大工さんがはいって仕事をしてくれていました。
おかげで階段が完成〜!長野くんありがとう。
かなり面倒だったようです

 

さっそく建て主さんたちも、階段をのぼっていました。
今まで危険な足場をつかってでしか2階にあがれませんでしたからね。これで気軽に2階にあがって2階の進捗状況を見れますね。子供たちも大喜びです

そして浴室に窓がつき、お風呂気分を楽しんでいる、ご家族の面々
和やかでいいなあ〜。気分はこのお家にもう暮らしている感じかな。。
この日の事を子供たちの想い出のなかにいつまでも残っていてくれると嬉しいな。。

頑張ってくれた大工さんに、建て主さんも休日ごとに差し入れをしているみたい。
心遣いがありがたいですね。いつも手づくりお菓子をもってきてくれます。

さて、建具屋さんのほうも「まってました!」とばかりに、登場〜です。
もう外回りの窓枠は出来上がっていますからね。
これから建具の製作にかかるために、ひとつひとつの窓を採寸していきます。
建具屋さんから・・
「玄関の建具を格子戸にしたらどう?これだけの家じゃから、お金うんぬん言わんき、やってあげたらいいわ。図面を書き換えておいで」「それと・・トイレの戸とかも、もうちょっと気張ってもいいんじゃない、お金は言わんけん、木も山ほどウチにはあるんやからね」っと
嬉しい申し出です
ローコスト住宅での家づくりだったので、玄関戸なども今回はシンプルな木製框戸にしていました。格子は手間がかかるとあって結構良い値段なのです。建具屋さんの「やってあげなさい」という有り難い申し出〜

つくづく職人さんたちは、お金ではないんだよな〜と感じるところ。
どうせ仕事をするなら、いい物にしたい、喜んでもらいたい。それが職人なんだよな〜っと。。
今の時代、そういった職人気質の人がいなくなって、お金や効率ウンヌン言う人が多いです。悲しい時代。でもお陰様で、私の廻りの職人さんたちは、みなお金ではなく、気持で動いてくださる人ばかり。それに自分の仕事に誇りをもっている人たち。大工さんも、左官さんも、建具屋さんも、板金屋さんも、家具屋さんも、皆皆。
そういった職人さんに支えられて、この『つながる家+つなげる家』もさらにより良くなっていく

家づくりって、結局は、仕事をしてくれる職人次第です。
設計者の図面は、絵に描いた餅でしかありません。
もちろん絵に描いた餅も大事なんだけど、職人たちの気持や心意気次第で、その中味は変わっていきます。設計者としては、絵に描いた餅以上になっていく家の姿、職人さんたちが自らの判断や提案で、さらに家がバージョンアップしていく姿にワクワクするのです
それなら・・玄関戸と、洗面所の戸と、トイレの戸をなんとかしたいなあ〜

今回は、ローコスト住宅です
っと言っても安普請のローコストではなく、本格的な伝統構法でのローコスト化を目指した住宅
100年200年もたせるための家づくりです

◎金物を使わない仕様、1階の床から木を組んでつくるつくり。柱・梁は5寸巾ものを使い、大きな大黒柱が家の中心にあり、ドデカイ登り梁や牛木などの梁組が全てあらわしとなって見えるつくり。
◎床下は、白蟻や腐りを寄せつけず100年200年もの年月に耐える工夫。
◎構造材は、80年生以上の樹齢で、目込み材を使用。
◎荒壁土は1年熟成させた土を使用。
◎屋根は杉皮の防水に、千枚で葺いた面戸の瓦や、鬼瓦や他の瓦も昔ながらの粋な仕様。
◎畳は、文化財でしか使われなくなった備後中継ぎの手織表を使用し、床も播州床(またはそれに近い同等品)での50年100年耐えていく畳。
◎襖は、ダンボール襖や厚紙の下地ではなく、下貼りを7枚おこなって、苛性ソーダや塩素漂白や防腐剤を使用していない昔ながらの本物の寒漉き・板干し和紙を使用した襖。
◎建具は、浴室・洗面の窓以外は、すべて建具屋さんがつくる特注の木製建具。
◎キッチン台は、指物職人さんがつくる指物での無垢材を使って製作。
◎薪ストーブ、屋外デッキ、ブラインド、浄化槽、井戸付き
◎外構の植栽工事や庭石や飛び石工事も含む
◎指物仕事による無垢材による大型ダイニングテーブル付き
◎竹細工職人による特注竹細工照明2ヶ所
◎合板やボードなどの素材は一切不使用

っと、話せば話すほど、きりがなく
大工さんや左官さんだけの技術だけでなく、昔そこにあったあらゆる職種の素晴らしい仕事、より良き物づくりを遺していくための家づくり仕様という訳〜
これでナント税込み2500万!

これを高いと思うか、安いと思うかは、それぞれ個人の建築の熟知度によるかな(笑)。
職人さんたちの手しごとによる、自然の素材をつかった本物の仕事は安いのです
30年経てば住むに耐えなくなるメーカー住宅に、お金を捨てるより、100年200年もっていく家をつくる事、賢いお金の使い方だと思うんだよね〜。しかもそれにプラスして、職人さんたちがさらに家の仕様をより良いものへと高めてくれるんだから
↑これはプライスゼロ

職人さんたちや先人たちが育んできた素晴らしい技術や智恵をのこし、ゴミも出さず、地球環境も汚さず、身体にも優しく、山や自然を育む、心から心地いい〜家づくり。
どんどんと広めていかなきゃね、っといつも感じます

豊かさを楽しむ『手づくり市』

 年に一度、内子の菜月自然農園さんで開催される『手づくり市』に出店してきました〜
菜月自然農園さんは、AASTUDIOのHPでも紹介している自然農法で野菜づくりをしている農家さんです。またその他に手づくり市では、循環型社会をめざす自然派の人たちがたくさん集まって出店します。我が家は設計事務所ですが、この日ばかりは一日だけの珈琲屋さんで楽しみます

前日から薪ストーブのオーブンで何種類かのクッキーを焼きます。
今回は、レモンクッキーとラズベリークッキーときなっコロリンで勝負〜
手づくり市では、保存食やお菓子やパンなど手づくりライフを楽しんでいる自然派の人たちの集まりなので、クオリティーの高さが問われます。当然のごとく素材にもこだわり派!

 

我が家は、自家製の無農薬レモンや無添加の油や黒糖(白砂糖は身体に悪い)を使います。お店で市販されている物は商売(利益)が先にあるから、素材は徹底的に安い物。ここ自然派の人たちは、利益より身体に優しいとか環境に優しいとかいった事に価値をおいている。またそれを理解して、それを心地いいと感じる人たちが楽しみにやってくるという訳。。

徳さんのほうは、七輪をつかってフェアトレードの有機栽培された珈琲豆を炭火で焙煎。まみさんは、蒸しパンで勝負〜。
それぞれに手づくり市を楽しむために前日は、大忙しでした。

 

私のほうはクッキー以外に、先日援農に来てくれたフルヤジさんが出されている『畑のラー油』が絶品で、そのレシピをアレンジして初のラー油も出品。
自前での無農薬・無肥料栽培でのハーブやネギや玉ネギ・生姜、それにイチジクと物々交換して大量に頂いたニンニクを使って
基本ある物で出来ちゃうのが心地いい〜
油も国産菜種を使った圧搾しぼりの平井出油の菜種油に、圧搾絞りの今井精油のごま油。イイ油使ってます〜!



午前中は時折強い雨が降るなかでしたが、遠路はるばると来られる方々多し!さすが手づくり市です。お店も30〜40店舗ほどあって、その品揃えは個性的!
しかもその風貌も個性的なものでした
街から始めて来られたお客さんが「はじめてですが、みなさん独得の雰囲気ですよね」って
まあ確かに、みな自然体ですから
うちの徳さんもよく人に、足元から頭の上までジロジロ見られますし、着ている物、身につけている物、みな個性的です
自然体=自由人のように、縛られた常識やしがらみはなく、それぞれが心地いいと感じるスタイルです。なかにはインド人かと思われる方々が数名
お話しするとみんなイイ人ばっかり。環境のことや自然のことや未来のこと、子供たちのことを想う心優しい人たちばっかり〜

珈琲を出店しつつ、合間合間に出店者たちには珈琲を差し入れしたりしてました。
そしたら色々と物々交換で、いろんな物が返ってくる返ってくる〜
写真では載せきれなかった物たち山ほど、ビビンバ、インドカレー、フォカッチャ、みたらし団子、元気玉、ラー油、タカキビ、炭、柿、卵 いろいろと頂いちゃいました〜!
お昼も、お金をあまり使わずとも美味しい物がたらふく頂けて、ありがたい限り

ここに来る人たちはお金を使わない物々交換も積極的に暮らしに取り入れてやっている人たちでもあります
私たちもそうだけど、お金を介すると、人間なぜか欲深くなる
物と物との交換には、税金なども介入しない分、搾取される分がなくなり、お互いメリットが大きい。手間をかけた物を頂くと、ありがたみも大きく、こっちもドサッと返したくなる。
互いの労力や気持を交換する感じが物々交換にはあります
次回は、物々交換を極めたいなあ〜。

クッキーやラー油で得た私の利益は、手づくり市で同じく出店していた加藤さんの木の器に交換しました〜
実は、ずっと前から狙っていたシロモノです。いつもの加藤さんの作風からは一風変わった作風です
加藤さんもいつもの仕事から離れて、夜な夜な時間も忘れて楽しんだ作品だと言っていた。そんな感じがたっぷりとあって、商売品ではない感じが漂っているのを、私が目ざとく嗅ぎつけ、惹かれたという訳
商品なんだけど、店先では他の商品に隠れたようにずっと置かれていて、「売りたくない」というのがアリアリ。加藤さんも「売れなくてもいいんで、値札高く設定しているんだよね〜」って
もうすっかり売れていたと思っていた器だったけど、おかげでまだありました
「ずっと気がかりになっている以前の器ないよね〜・・」の言葉に、商品の下に隠れた器をゴソゴソと出してくれた〜。「はしづめさんになら、貰ってもらったら本望だわ」と、裏に書いてあった高い高い値札を剥がしてくれて、安い値段で譲ってくれました〜
私の売り上げは、この器に変わりました〜。これもある意味、物々交換だな〜。
よかった大好きだった器に変わって〜
美味しい料理が引き立ちそう〜!腕がなるなるです

手づくり市は、こんな事が楽しい〜!
気持をこめた物づくりが、かえってくる。私のつくったクッキーやラー油がこんな風に化けて返ってきた〜!豊かさいっぱいでしょっ!
珈琲の売り上げは、我が家3人で頑張った分。美味しい物を食べに行くように取っておきます〜。
AASTUDIOの一日だけの珈琲屋さんでした〜

2年目のお米づくり。。

 

雨の影響もあって遅れに遅れての、我が家の稲刈りです〜
声をかけたら、友人たちがお手伝いに来てくれました

2年目のお米づくりは、上出来!自然農で不耕起・無農薬・無肥料でのお米づくりですが、こんなにも立派に実って、収穫を迎えることができました〜ありがたい〜。。
友人たちの甲斐もあって、あっという間に刈られていく稲。そして稲を束ねて稲木に干していく作業。男手が多かったのもあり、とても助かりました。

またまた高知から駆けつけてくれたフルヤジ農園さん。田植えから参加してくれましたが、まだ1年にも満たないお付き合いですが、まるでもう何年もつき合っている友人のように感じるのが不思議〜。
本当に素敵な一家です〜。
そしてフルヤジ一家は本当にパワフルです
稲木を立てるのに、そこら辺の石を使って打ちこんでいく、ともさん。う〜ん、フルヤジさんには原始的力強さ(生きる力強さ)を感じるわ

 
 

その他に、設計仲間で自前で山を買って植林をしたりしているコッシーさんや、お米づくり1年目から援農に来てくれているせいちゃん、ご近所さんで自然農をめざす博学家の岡本さんたちが今回稲刈りに来てくれました
みなさんかなり個性的。っと言うか、みんなそれぞれが自分自身の生き方を模索中&実践中のメンバだから面白い。そして目指す方向はみな一緒。
一反ある田圃の稲刈り。私達だけでは、きっと3〜4日かかっていたでしょうが、皆さんのおかげで夕方4時ぐらいには完了しました〜!本当に助かった!ありがとうございました〜

昔から稲刈りは大勢でワイワイやる方が楽しいと言われていますが、その通り!
これが機械のバインダー(稲を刈りつつ、束ねるまでやってくれる手押しの機械)を使うと、一人でも出来ちゃ。でも・・一人で出来るからって、一人でやる稲刈りほどつまらないものはないよね〜っと思ってしまいます。効率を考えると楽(ラク)だけど、楽しいではない・・。
やっぱり収穫するって、喜びだし、楽しくないとね。続かない・・。
楽しくないと、ドンドン手間を掛けずに早く終わらせることばかりに気がいってしまう。それが現代のお米作りでもありますね・・。

さて、夜は早く帰らないといけないフルヤジさんをお引き止めして、みんなで夕食を共に〜。本当は、飲めたらもっと楽しいのに〜
でもみんななのでね・・・・残念。
自家製手打ちベジラーメンを振る舞いました〜。みんな「美味しい!」っと言って食べてくれました

こういう事を考えると、いつも気のあう仲間たちが近場にいて(一緒に暮らすのもいい)、お互い助け合いながら喜びを分かち合いながら暮らせたらいいなあ〜という結論に行きあたります。
もう何年も前から描いている構想〜。あっ、いえ、着実に実現にむかって、すすんでいますよ。

気のあう仲間たちや、持続循環をめざす仲間、共に喜びを共有できる仲間とともに、助け合う。
お金の関係ではなく、そこに介在するのは喜びであったり、楽しみであったり、未来をより良くしていきたいという気持であったりして、お互いを固く繋げる。

いまTPPのことにしても、日本はとても恐ろしい坂道を転がろうとしている。生きることさえ難しい時代が来るかもしれない・・・
しかしどんな事態がおころうが、最終的にはお互いが繋がり合って分かち合い助け合うという事が出来ていれば乗り越えられそうな気がする。いえ、それしか道はないように思えます。。
個人では、お金に依存して生きていくしか道がなく、この先のお金で造りあげられた社会の大狂乱にたいして右往左往するしかない・・。
でもみんなで支え合い協力しあいながら、生きていくために不可欠な食を自分たちで生み出していく事ができれば、それは別。そのための、生きる力を身につける私達のお米づくりでもあるのです。。
みんな、どうもお疲れさま、そしてありがとう〜
また楽しもう〜

援農に来てもらって、、我が家の心ばかりのお土産でした。。
(イリコはせいちゃんからのお土産をお裾分けしたもの)
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