すっかりご無沙汰。。

 すっかりブログをご無沙汰。この5月は、いっぱいいっぱい書きたいこと山ほどだったのに、ひとつも書けずでした  

ほんの少しだけ。。
GWは、いつもの恒例の味噌づくりをおこない、今回もたくさんのご家族が参加してくれました。ホントいつもながら味噌づくりって面白い!
みんな子供のように純粋に、そして見ず知らずの者同士だって心からオープンになれるから不思議です。子供のように純粋になれるからこそ、心がオープンになれるのかも。味噌づくりの場面では微笑ましい光景がたくさんあって、私はホストとして、いつもその光景を密かに楽しませていただいている次第。これがやめられない理由



 

そして残りのGWは、心おきなく畑三昧のわたしたち!
普段から畑はしているんですが、仕事のことも完全にオフして畑というのは、やっぱり長期休暇の良いところ。徳さんとふたりで静かに畑を楽しむ私たちでした。

特別にどこか出かけることもなく、こうやって畑で、日々成長していくお野菜さんたちや、訪れてくる虫さんたちや、自然の様子を観察することのほうが心地いい〜
逆に言うと、レジャーや買い物や観光ではもう満たされない自分たちを感じます。以前から言うとかなり変わりましたね。

畑には手づくりのチマキをもっていって二人でお昼をしたり、珈琲とオヤツで休憩したり。何処でも味わうことの出来ない有意義な時間がそこにあります。。

 

種を撒いたお米のようすを見に行ったり、山に行って竹の子を掘ったり、山菜をとったり、それを夕ご飯にしたりと、ただそれだけのシンプルな毎日のGW。
言えば・・ただただ生きていくためのシンプルな日々。食卓はいつも豊かで、採れたての山菜や心から身体が喜ぶ旬の野菜がのぼります  シンプルだけど贅沢

もう外食をしてもぜんぜん美味しさを感じられなくなり満足いかない私たち・・そこに喜びが感じられないのです。こうやって山の物、里の物、海の物で安心できる旬の物、自分で採った物は最高に美味しい!そう、そんなに多くをもとめなくても十分に満たされるものは、外にはなく、すぐそばにあるんですよね。

GW以外でも・・先日広島へ、化学物質や電磁波の勉強をかねて(麻美さんのブログにあり)AASTUDIOの慰安旅行もかねて行ってきましたが。ははは、調べに調べつくして行った食べ物屋さんでも、やっぱり喜びが低い・・・・ そこそこに味は良いのですが、んんん・・身体の奥深くから沸いてくる満足が薄い・・。やっぱり結論は「おうちご飯に勝るところなし!だね〜」と、しみじみ家のご飯のレベルの高さを思い知った次第でした。

そして、どこ行っても人が多いし、車が多いし、人工物だらけ・・大丈夫かな〜・・
とどめに電磁波と化学物質の話を聞いて、いろんな事が納得!
やっぱり人間は自然界の生き物、自然のリズムにあわせて自然にそって生きることが健康や長生きや真の喜びにつながります。食べ物も生き方も自然に外れているから、どこか本質的なところで満たされないものを「もっともっと」と買い物をする事や物を持つことや権力やお金で満たそうと求めるんだと思います。 

電磁波も、人工的に生み出された電磁波は生態のリズムを狂わしたり、病気の原因に。しかし様々に研究者が電磁波の身体への悪影響を研究結果に出しているにもかかわらず、この国はなんの行動もおこさない。利益(経済)がからむので、マズイ事は伏せておくという体質は、原発の現状も然り、ここでも同じな様子・・

ちなみに放射線も電磁波のひとつ。放射線のことは関心が高まっているけど、日々日常的に被爆を受けている電磁波には無関心な私たち。これも変ですよね・・。
放射線は内部被爆があるだけで、あとはなんらその影響は人工的な電磁波と変わりないとの事。日常的にあふれている携帯や家電や送電線などからの方がずっと被爆量も頻度も高いというのに。今回の講演で、電磁波の危険性をお話していただいた荻野晃也先生は、京大にて放射能を研究し、結果原発に反対し活動して来られたその道の第一人者。 伊方原発原告証人のお一人でご尽力された方でもありました。その方が、電磁波の危険性を今おこっている福島原発の放射線と同じレベルで語られているのがたいへん興味深かった。。
人類始まって以来初の電磁波被爆におかれている私たちは、人体実験そのものをおこなっているのと同じなんですね。しかもその研究の多くの事実に目を伏せ、経済優先で物事を進めているのが今の世の中の姿勢。
放射能と同じく、もっと関心を寄せねば、私たちの未来はないのかも。。

お米づくりの準備。。

 農的な暮らしも家づくりと同じように大切な我が家の日課。
そろそろ主食でもあるお米づくりの時期です。
今年は、共同作業でのお米づくりも加わって、いつもの2倍ほどの苗床の準備。
たいへんさより、むしろ人数いるほうが楽しい作業です。
徳さんひとりが作業するより、こうやってお互いに協力しあったりする共同作業ほうが、なんだか美しいエネルギーが発しているのに気がつきます

お米は今年、緑米と黒米があらたに加わって色とりどりといった感じ
田圃の風景も一品種一色というより、色々な顔つきがあるほうが多様な美しさがあって好み。
主食は地元のお米でもある『松山三井』と『とよさと』ですが、あとは古代米を数種と自然農法の提唱者福岡さんの『ハッピーヒル』、香米などを予定。
主食でもあるお米をつくるのはいつもながらワクワク感が高いです

きっとhiroさんsinさんもワクワクしているハズ
自分たちが食べるお米をつくるのですから、この喜びは何物にもかえられません。
私達もそうでしたが、お米づくりってハードルが高そうって思われがちなんだけど、意外に簡単!
肥料などあたえなくても、コンバインなどなくとも出来るのがお米づくり。
豊かな水があるからこそ出来る、それが日本の稲作です。

今後、揺らいでいくかもしれない食事情に、しっかりと自分たちの食べるお米は自分たちでつくるということを身に着けておきたいところでもあります。
耕作放棄地は山ほどあって、そしてあと5年もすれば辛うじて高齢者によって支えられている日本のお米づくりの現状は大きく揺らいでいくことになるのは目に見えています。田舎ではいつもそんな問題が囁かれています。「国や政府がなんとかしてくれる」っと言うのは大間違い!自分たちのことは自分たちで考えるが基本です。国や政府が『安全と安心』を私達に与えてくれたでしょうか?考えれば自ずと分かること。

私達はこれからしっかりと共同体としての試みを実践するために、初の共同体としてのお米づくり、畑づくり。援農ともニュアンスは異なります。耕作放棄地は山ほどあるので、今後、共に助け合っていく仲間が増えればいいなあ〜と思いますね。

お昼も、みんなで持ち寄れば、豊かだな〜
お天とさまの下、一緒に共同作業をしている者同士、和気藹々とお昼をするというのも格別な時間。本当にいい空気が漂ってます。。
出遭ってまだ2ヶ月ですが、もうずっと長く付き合っているような感覚。
共同作業ってスゴイね〜
こころをひとつにして頑張りましょ。。


1