2012.09.29 Saturday
今年一番の惨事、涙、涙・・
それがこの通り・・
イノシシに荒らされ無残な姿に・・
最初は・・、こちらもお米づくり同様に立派に育った里芋スペースにイノシシが出没!
里芋の足元にある紫蘇を根こそぎ全部ひっくり返しては、土中のミミズを食べた様子。
そこまでは良かった。「紫蘇ぐらいなら〜」と思っていたら、次は里芋をひっくり返して、この惨状・・。
里芋自体には関心がないようで、完全なミミズ狙い!
徳さんが、せっせと落ち葉を取ってきては落ち葉堆肥として、施肥された里芋ゾーンにはミミズも豊富。さぞご満悦であったことでしょう。。
しかし味をしめて、それ以来毎晩のイノシシ出没・・
里芋の半分以上はすっかり掘り起こされてしまって
それまでならまだ良かったのだけど、今度はお米まで・・
大事な大事な我が家のお米が!!!
日増しにひどくなるイノシシの横暴な振る舞い。私も徳さんも堪忍袋の尾が
・・っと言っても何かが出来るわけではありません。ひとまずネットで覆うことに。。
今年は、田圃の近くの調整池で大きな改修工事があって、その周辺がイノシシの良い餌場になっていたところを人間が荒らして、イノシシの食べる物がなかったという事。
そう考えると、悪いのはイノシシばかりではないよな〜と、イノシシばかりを責めれない気がしたのであります
そんなこんな我が家の田圃のネット張りも一段落し、ホっとしていたのもつかの間。
今度は神子の森の、kimiちゃんの田圃がイノシシ被害に
こちらも日増しにひどくなる様子。
女一人のお米づくり。見てもいられず、ネット張りを手伝うことに。
神子の森も、今年は24匹のイノシシを捕獲したと総代さんが言っていた。
年々、ひどくなる獣被害。イノシシだけに限らず、猿や鹿、カラスまで。
んんん・・・、なんとか調和して共存できないものか。。
最後に、kimiちゃんの田圃でみつけた青大将の子供です。(苦手な方、お許しを〜)
目は、とてもとても優しい目をしています。可愛い〜
嫌われ者の蛇だけど、自然のなかでは大切な役割があって存在している命。
そう思うと愛しくなりますね
イノシシだって、人間の都合でブタと掛け合わされてイノブタ化されて多産に。
そのせいもあって繁殖力旺盛のイノブタが今や農村部では作物被害の原因に。
もとをたどれば人間の都合で、自然の循環が崩れている。
そう考えると、獣被害も、私たち人間の営みそのものをもう一度みつめなおす必要が問われそうです