放置プレー中の畑(汗)

現場も一段落し、今はデスクワークに追われる毎日。

家づくりはスローなのに、なかなかに余裕がないのがいけませんアンパンマン

田圃や畑をやっているとスローでのんびりと好きな事してるんだなって思われがちだけど笑

我が家の田圃と畑・・、お盆休みと言えども世話をする暇がなくて

あやや、田圃は草むらと化していますアンパンマン

 

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私が直播きした方の苗はもうすっかり草と同化してしまって、もはやお恥ずかしながら田圃の様相ではありませんアンパンマン

田圃って草を抜くタイミングがとっても大事で、とくに直播きとなると草か苗かの見極めが出来る期間って、ごくわずか。

人間の都合では言うことを聞いてくれません。これがその見本汗

ただ現場も待ってはくれない生物、しかもこちらは多くの人に迷惑がかかる事。

なので畑・田圃より現場優先の私たち。なのでついついこの有様なのですアンパンマン

あまり誇れる光景ではないですね・・笑

 

 

でも大丈夫手

徳さんのほうは直播きではないやり方なので、なんとか成長しています。

こういう時には、夫婦の意見が違ったお米づくりも保険のようですね笑

 

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そして我が家の畑のほう。こちらも同様に十分に手がまわらず放置プレーとなっています汗

草むら化して分け入って入るのもたいへんなほど、でも一応My愛しの畑です笑

5月ごろまでは十分に世話が出来ていたのに・・、今では野良ばえカボチャ、野良ばえ冬瓜、野良ばえトマト、野良ばえ紫蘇といったように、勝手に生ゴミや種から発芽した野良ばえたちがやりたい放題です。草たちも。

 

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そして家の庭先までも、いつもは広場的なスペースなのに、もはやカボチャに占領されてしまってこの通り笑

これは少し前の写真なので、今では足の踏み場がなくコンクリートの土間までカボチャが押し寄せている状態笑

野良はスゴイの一言!

 

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冬瓜やカボチャが至るところでボコボコ、まず食べ切れませんし汗

自然の恵みってスゴイですね。小さな畑なのに、あまり世話も出来ていないのに、キュウリ、ズッキーニ、茄子も食べきれずお裾分けはいつものごとく。これからカボチャ、冬瓜は、お裾分けさえも追いつかないかも。

ちょこっと植えておけば、なんとか食べていけれる、いえ食べきれないほど笑

 

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自然の恵み、ほんとうにありがたいです。

仕事が忙しいなかで、勝手にやってくれているから。

草むら化した畑(もう畑と言っていいのか)に、スイカ発見!

なかなかに立派なスイカがいつの間にか出来ていましたハート

 

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あ~ありがたや~ハート

草むらはもうお宝探しに近く、カラスにも狙われず、イイ感じ〜手

 

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野良ばえ赤紫蘇も大きくなってきたので、そろそろジュースにしますよ。

我が家の畑。農家さんから怒られそうな畑ですが、恵みがいっぱいで日々食卓が潤ってます。

自然に生かされているという実感。忙しい私たちに仕事ガンバレよって応援してもらっているような気が♪

 

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なかなかいつもスローでなく忙しいのは、次なる挑戦のため。

昔ながらの家づくりは常に手のかかる子供のようで、次なるステップのためやりたい事が山ほど。

こういう時は畑も田圃も自然任せだけど、食べることだけはどんな事があっても困らないという実感は、次なる挑戦を支えてくれます。そう、いつもそうだったハート

自然に寄り添う暮らしや自然からの恵みは、私たちにエネルギーを与えてくれているという事を感じますキラキラ

朝晩のヒグラシの鳴き声が、秋の風とともに流れていくここ奈良の木。

この時間もまた明日の英気となっていくようです。

十分にゆっくりにスローには田舎暮らしを楽しめてはいないけど、

自然あふれるここの暮らしが好き、そう言えますハート

 

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食も大切♪

 

『往き、還る家』のトークセッションでは夜ご飯用のお弁当を提供させていただきました。

お弁当は三津の商店街にお店をだされたVegetableさんにお頼みしたもの。

Vegetableさんは心と身体に優しいご飯、無添加、無農薬、手づくりにこだわった食事を提供されているお店です。

 

野の草のイベントではいつも何かしらのこういった食を知る機会を一緒に企画しています。

住まいだけでなく”食”も大切にしてほしいから、その昔、生きるための食を支える道具であり加工や貯蔵の場であったのは”住”の最も大きな機能の一つでもあります。

実は衣食住はひとつの輪になってつながるもの。

いえ、輪になってこそ美しい循環という喜びの花が咲きます。

 

コンビニ弁当やレトルト食品ばかりを食べながら、健康的で安心な家に暮らしている、というのは変な話。また健康的な身体に良い食事をしながら、化学物質あふれ健康を害する家に暮らしているのも、道理に合いません。

だからすべてはひとつ。

衣食住を大切にしてほしい。

その先に美しい豊かな未来を感じます。

 

Vegetableさんのお弁当、本当に美味しかったです♪

一品一品手づくりで心のこもった料理ということを感じることが出来ました。

心と身体に優しいご飯は、『往き、還る家』の心と身体に優しい住まいと一緒。

建主さんのトークセッションに、幸せ感が満たされていたのはそんなことも加わって。

 

三津のVegetableさんはお店を出されたばかりの、野の草おすすめの食事どころです。

今回参加できなかった方々も、ぜひ伺ってみてくださいハート

三津浜商店街ですよ~!定休日:日曜・月曜

 

 

 

『往き、還る家』の見学会終了〜。。

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家づくり最後のフィナーレ、見学会も昨日無事終了いたしました。

お盆休みで皆さん里帰りという事もあって参加者さんも少ないかなと呑気に構えておりましたが、皆さんにいろいろとお声をかけて頂いたようで、適度な人出での見学会開催となり、昔ながらの家づくりをお知らせする良い場となりましたハート

本当にありがとうございます。

 

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今回、鍛造家TESSENの山田さんにも鉄の作品を展示していただき、住まいのなかに鉄がある風景を見ていただく初の機会となりました。なんと朝一番には自宅の野の草を摘んできてくださり草花を活けてくださったり、花器の配置一つにしても妥協のない姿勢に学ばされる思いがしました。

 

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日常の暮らしに鉄が身近にあること、慣れていない私達です。

でも花器にしても灯にしても器にしても、さりげなく鉄が側にあると、木や土や草や石の家がさらに豊かになるように感じるところです。住まいのなかに鉄がある風景、その良さが伝わるといいなハート

 

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又いつもながら野の草では大工さんの見学者が多く、感心をもっていただいていること嬉しく思います。今回は製材屋さんの来訪者も多く『往き、還る家』の木を活かした家づくりを見て頂けて、私としましても、もっともっとこの愛媛で木の家づくりが拡がっていけばと願って、ご案内をさせていただきました。

 

大工さんの中には、こういった大工として存分に腕を振るえる家が造りたいと話をされていました。メーカー住宅など今主流となっている大壁石膏ボード張りの家(真っ白い箱物)では、叩き上げで墨付けや刻みを学んできた自分と、大工仕事を始めて2ヶ月ばかりの子と、家の出来栄えに大差がなくなると・・やり甲斐のない建築業界の現状をお話をされていたのが印象的汗

いつもながら技術とやる気や想いのある大工さんたちが生かされる木の家がもっともっと増えるといいなあと思うことです。

 

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このフィナーレとしての見学会、建主さんも準備段取りから見学者の案内まで一緒になって楽しんでくださっているご様子手これも一生に一度の思い出ですねアンパンマン

 

そして初の建主さんによるトークセッションでは、時間をかけながら出来上がった『往き、還る家』の物語が語られました。

今の時代の家づくりとは逆行するような家づくりを何故に?

3.11をきっかけにして変わっていった自分たちの物語であり、家づくりを通じながら変わっていった自分たちの物語です。

今度はこのトークセッションをとおして、自分たちがそうであったかのように次なる人へ伝えるライトワーカーとなってくれている事。野の草の応援団であり、大工さんや職人さんの応援団でもあること、嬉しいかぎりでしたハート

家はつくったら終わりではなく、ここからが始まりですね手

 

いつもながらたいへんな家づくりを懸命に手がけてくださった大工さん職人さん達に感謝アンパンマン

そしてその貴重な機会を与えてくださった板垣さんに感謝いたします。

どうもありがとうございましたハート

 

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鉄の道具たちも

 

見学会の準備も着々と整ってきています。

本日はTESSENの山田さん、オーダーの照明器具の取り付けにきてくれました。

TESSENの作品は本当に素敵!

今回もいろいろと注文をお願いしました。

この肉厚で錆鉄な味わいが渋すぎて、いつもながら期待をこえる仕事を披露してくれる山田さんです。

 

 

設計者としてはこのわくわく感が次なる仕事への期待へとつながるところキラキラ

山田さんの仕事を前にすると、既製品が希薄な物に見えてきます。

今や全国区で人気急上昇中のTESSENです。

そのうち野の草も簡単にはお頼みできなくなるほどお忙しくなりそうな予感。

このたびお忙しいなかご無理言って、見学会にはいろいろと鉄の作品をもって来ていただきます。

 

 

ちょっとチラ見アンパンマン

これまたシビレルっ!!

愛媛ではTESSEN工房以外では初の一般お披露目となります。

『往き、還る家』も見てもらいたいけど、ぜひこちらも見逃せないですよ!

当日は山田幸一郎さんも見学会に居てくださるとの事で、

設計者方々もぜひぜひお越しくださいませ。

 

明日はもうお一方(?)の作品も展示〜。

こちらのお方の作品もどこかTESSENと通ずるフォルムの美しさが私のお気に入りなの。

お楽しみがいっぱいですキラキラ

『往き、還る家』フィナーレの前の・・

 

完成見学会がせまるなか、建主さんたち一家と家の美装中。。

通常はプロの美装屋さんに頼むところなのだが、

自分たちで美装というのもフィナーレにむけての序奏のようで

わくわく感があって案外楽しいもの手

 

 

みるみる美しくなっていく家。

木部に油を染み込ませると、とたんに木の色艶が濃くなって家の良さが増していく。

それとともに建主さんたちの顔色も笑みが増していく。

木の家にして良かった。

この家で良かった。

長かったけど待った甲斐があった。

美装の作業をしながら色んな想いがこみ上げてくるみたい。

 

 

設計者としての私もまた、そんな建主さんの満足気なようすを肌で感じる作業。

おかげでこの暑さのなかすっかり体重も5kg減!

ダイエット的要素も詰まった美装作業は意義が大きい笑

 

 

さあ、後は完成見学会を待つばかり。

もうひと頑張りです~ハート

 

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