本日放送。。

ネットの調子がわるくて記事をアップするのにもの凄く時間がかかるこの頃で、いけません・・汗

三津木村邸のボランティアによる作業もラストスパートで、木村邸も完成にむけて大詰め状態にはいっています。

まだまだ人手がほしい木村邸の叫びを聞いて、たくさんの人が駆けつけてくれています手

 

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ボランティアたちの手によって柿渋と油で磨きあげられた木村邸。

見違えるようになっています。

カサカサして寂れた柱や梁などの木部も、しっとりとした艶を取り戻しましたハート

 

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木の家、本物の家はこうやって長い年月が経ったとしても、手を入れなおしてあげることで蘇ることができます。

そこが本物の木の家の良さ手

合板や偽物の材料ではこうはなりませんね。

 

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そして突如、愛媛朝日テレビさんの取材陣がやって来て、撮影がはじまりました。

どうやらこの模様、放送されるみたいですわらう

本日2月27日(火)夕方6時18分〜

スーパーJチャンネルえひめ

ご近所歴史ミステリー『えひめ謎解き歩き』

ぜひ見てねハート

 

引き続きラストスパート中の木村邸。

人手がもっと欲しくて困っています!

ぜひ助っ人に来てください。

2月27日(火)、28日(水)
3月4日(日)、6日(火)
どの日も10時~17時
作業やってまーす!!
1時間でも、2時間でも、
都合がつく方、どうか、お手伝いいただけると
とてもとてもありがたいです!!

 

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古式な屋根素材。。

 

屋根瓦の下に使う『杉皮』キラキラ

いつも瓦葺きの下には、石油系のルーフィングではなく、この杉皮を利用しています。

杉皮~!!!!????

っと、侮ってはいけません!

杉が自らの体を守るコートでもある杉皮です。

数百年、時には千年も持ちこたえる性能があると言っても過言ではないです。

数百年の単位で、その耐久性を実証している現代の建材類はありません。

そう考えると、杉皮は凄いです手

 

 

過酷な屋根という環境のもと熱や雨に耐えてくれる素材。

石油系のルーフィングだと、この過酷な環境のもと通気素材でないので、屋根下地材の野地板を腐らせてしまう事があると聞きます。杉皮は、呼吸素材であるので昼夜の温度差による結露を防いでくれ、長く野地板を守ってくれます。

そう言えば太陽が照りつける昼間は杉皮はソリ返って、そして冷える夜間には杉皮のソリが納まっていて、まるで24時間自動運転のように屋根下地の通気を図ってくれていますキラキラ

やっぱり杉のコートである、杉皮は奥が深すぎです!

そしてこの杉皮の性質をよく理解したうえで杉皮を屋根下地材に利用しようとした先人たちの知恵に、やっぱり尊敬の念が耐えませんアンパンマン

 

 

まだ愛媛では、杉皮をとる職人も残っており、使える環境であるというのは有り難いことです。でも年々、その担い手も少なくなってきていて・・アンパンマン

使っていく事で、その良さを知っていただき応援していきたいと思っています手

 

仕舞いを検討する。。

 

『土間と風の家』の現場も瓦葺き工事が始まりました。

瓦屋さん、板金屋さん、大工さん、薪ストーブ屋さん一同に集まっていただき打合せ。

 

雨から家を守るための大切な打合せです。

それぞれの職方さんのほうからの質疑や納まりについての疑問など、各職方一同が把握してイメージを一様にしていきます。

皆がバラバラで工事をはじめたら大変なことになります。

そしてそんな工事こそ、どうにもならない雨漏りを発生させるものです。

それぞれの職において疑問や意見を出し合うことが、先々の雨漏りを回避することに繋がります。

どこにリスクが存在し、それをどう納めていくか、また美しく納めていくためにどうすれば良いかなど、皆で熟考することが大切です。

 

 

設計者は家の図面を書くときに、その家の弱点を一番よく把握しています。

そういった起こるであろう不具合を、この施工段階の現場にフィードバックさせることが肝心で、職人たちと協議することが家を万全なものにしていくと考えます。職人たちも同様に皆、真剣に耳を傾けてくれ、またそれぞれの職においての意見を出し、ベストな施工方法を提案してくれます。

こういった話合いのなかにこそ、それぞれのこだわりや物づくりの姿勢も垣間見え、楽しいって思えます手

着々と確実に進行している『土間と風の家』です手

 

 

おっと、気がついたかどうか、

屋根下地につかう昔ながらの杉皮の話が出来なかったけど、次回ブログにて〜手

 

 

 

木村邸ボランティア作業DAY!

 

 

三津木村邸のボランティア作業日が決まりました。

3月には工事も終了です。

みなさまの手の跡を残しませんか手

 

2月13日(火)10:00〜17:00

  14日(水)13:00〜17:00

  25日(日)10:00〜17:00

 

昼食付!
古民家好き、DIY好き、集まれーーーーー!!!!
都合の良い時間だけでも大歓迎です!

汚れてもいい服装でしっかり防寒をしてお越しください!

 

 

古民家のなおし方。。

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しばらくぶりの木村邸の様子。。

3月には木村邸の修繕工事も完了となりますが、今は日々着々とボランティア部隊の働きで変わりつつあります。

 

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助成事業では予算がまかないきれないため、木村邸を想うボランティアの方々たちと出来る範囲内で頑張ってますハート

プロでないからと、馬鹿にしてはいけません!

木村邸を想うマンパワーの積み重ねによって、ずいぶんと木村邸は見違えました手

 

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みんなの力が合わさって、この変化↑

かなりのところボランティアパワーでまかなわれています手

以前は?

 

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ビフォーアフターぶりが、かなりうかがえますハートハート

愛をもって大切に磨きなおしてあげるだけで、激変するぐらいに、ちゃんと応えてくれるのが古民家の良いところ。

こうやってボランティアで関わっていただくことで、自分たち素人であっても、

手をいれることで蘇ることのできる古民家の良さを感じてもらえれば、

野の草としては何よりも嬉しいこと。

 

 

古民家は直そうと思うと手をいれなくてはいけない所ばかりなので、いくらお金があってもつきません。でもこうやって昔ながらのように助け合って、古家を直し合うようなスタイルが古民家には一番似合っているような気がします。

もちろんプロでないと出来ないところは、ちゃんとプロに任せて。

でも自分たち素人に出来ることもいっぱいあって、友人知人または相互扶助のように、助け合い直し合うというのが良さそうです♪

 

さて、2月は木村邸ボランティア作業もラストスパート!

作業日ご案内しますので、ぜひ参加ください〜ハート

 

 

 

 

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