リフォームと言えども土は無くてはならないもの

『わ・ふ邸リフォーム』その後も楽しませていただいてます

楽しい仕事にしていけれるか、それは自分次第かなと思います。

パタパタとボードや合板を張ってしまえば、仕舞いは早いのですが・・なんかそこに喜びが感じられない自分がいるから。

楽しくなる提案をハート

それはきっとより良くなっていく提案でもあり、ワクワクのエキスをいっぱい含んでいたりもして、

自分だけでなく皆を心地よくしていくのではないかな。

 

リフォームと言えども母なる大地の心地よさを感じてもらいたい。

住まいに土はなくてはならないものだと思うから、パタパタでなく、野の草の仕事は時間がかかります。

 

 

 

 

竹を下地にして荒壁をつけていきます。

ボードや建材を使いたくない私たちです。

大地に無理なく自然と還っていく素材を、リフォームであっても使っていきたいもの。

 

 

そして壁に土が塗られていくこの瞬間、やっぱり土にして本当に良かった〜、と肌で五感で感じます。

 

 

大地に優しいものは人にも心地いいもの。

お施主さまも同様の想いであるようで、荒壁の乾きのなかに身を置き、しばしここでくつろぐのが何より心地いいと。。

設計者にとっては何より嬉しい言葉ですハート

 

 

じっくりとした時間のなかで、左官さんも2年ものというこだわりの熟成土。

この荒壁土をみれば、それは納得です。しっかりと大量の藁が繊維となり固まって、荒壁を強固なものにしてくれるでしょう。

刻み見学。。

 

『往き、還る家』の家づくりが、いよいよ進み始めました。

しばらく大工さんの作業待ちで足踏み状態でしたが、建前の日取りも見えはじめ、

大工さんたちも今までの遅れを取り戻すかのような毎日の頑張り、みんな協力体制でやってくれています。

飛ぶように通り過ぎる毎日のこと

体を壊さずに、良い仕事を期待している建て主Iさんと設計者であります。。

写真は、建て主Iさんと大工さんの工場にて刻み見学の様子。

 

 

あらたな一歩へと。。

 

えっえ、 って思われた方もいるかもしれません。

あっ・・、お間違いなく、いつものAA STUDIOのブログですから笑

 

実はこの度、屋号をあらためます。

その名は、

 

野の草   設計室

 

この自然豊かな鈍川の地に住み始めてすぐに、湧きあがってきた想い。

日本人の良き物づくりや心を、そして日本の家づくりを伝えたくてやってきたAA STUDIOだけど、

このAA STUDIO という屋号に何かずっと違和感を感じていた私です。

若かりし頃につけた屋号で、憧れた横文字。

 

でも家づくりへの考え方もその頃からは大きく変わりました。

おしゃれで新しく、モダンな物に憧れていた若かりし時代から、

先人たちが遺したものの偉大さに気がついた時から、

私たちは変わり、どんどんと日本の物づくりに惹かれていきました。

そして今は自国の文化や物づくりを愛していきたいという私たちがあります。

 

ここ鈍川の地に引越しをして、日々、自然に囲まれ暮らしているなかで湧いてきた想いは

野の草のように・・。

そう、その地の気候風土に寄り添い、その地の風景となっていくような草のような自分たちでありたい。

 

現代の私達は、真新しいものだったり、流行だったり、

日本のものでない異国のものに憧れてしまうけれど・・。

その地に何気なくはえる野の草でいい、いえ、そんな野の草のようでありたいと・・。

地味でありながらも、その地の気候風土にそったもの、その地で引き継がれてきたもの、

その地の素材をつかい、その地の職人さんたちによる手仕事を今に大切にした家づくりをめざす私たちでありたい。

それが私たちの思い描く生き方です。

その地に根ざす草のような生き方。

 

野の草   設計室  として今秋に屋号をあらためます。

 

そして昔ながらの家づくりや手仕事での職人しごと、日本の物づくりを今まで以上に広めていくために、

新たな展開をしていこうと考えています。

そのための新たなスタートとして。

 

野の草のように・・

その地の気候風土とともに飾らず気張らず、

その地の大地とともにあるようなそんな美しい家づくり物づくりを提案していきたいと思っています。

 

ちょっとカミングアウトハート

でも18年背負ってきた屋号を変えるって、やっぱりたいへん〜汗

 

 

夏場のコンクリート打ち。。

雨続きの梅雨で、コンクリート打設のタイミングをすっかり逃してしまった『往き・還る家』。

本当は梅雨入り前に鉄筋型枠工事を終わらせて、梅雨に散水養生をかねてコンクリートを打設したかったのだけど・・雨

なかなか狙ったようにはそう上手くはいかず・・長引く雨に夏場のコンクリート打ちとなってしまいましたアンパンマン

まあ、それはそれで仕方がなく、夏場の過酷な条件で如何に最良の基礎にしていくかが大事。

基礎屋さんを引っ捕まえて、あーだこーだと細かい注文。

たかが基礎のコンクリート打ちなんだけど、コンクリートは打って固まれば終わりではなく、実はその後の養生が肝心。

この養生次第でコンクリートの耐久性や強度が変わってくるのです。

 

水とセメントの化学反応(水和反応)により強度が発現するのがコンクリート。

見た目は固まってしまえば完成のようだけど、実はコンクリートの強度はゆっくりと時間をかけながら発現していくことになるのです。

しかしその強度発現のために必要なのが水。

水がなくなってしまうと水和反応は止まってしまい、強度もそこ止まりもやもや

より硬くそして耐久性のあるコンクリートに"育てていく"ためには、

出来るだけコンクリートを乾かないようにしてあげること、水を補給してあげる養生が重要になるという訳。

しかし今時は翌日には型枠を外して数日後には土台が敷かれるような現場も多いとの事で、びっくりアンパンマン

ただ・・この暑さ。養生と言ってもアッと言う間に水分が無くなってしまいそう・・汗

それが夏の難しさ。

そこで基礎屋さんや施主さんと申し合わせて、みんなで力を合わせて養生をすることに。

タイマーや散水ホースたちも出陣させ可能な限りをつくして手

その甲斐もあって、心配していた蒸発もなく、いい感じにタイマーが効いてくれ

散水養生というより完璧な水中養生になってくれました。

(コンクリートを水のなかで養生するのが最も理想と言われている)

水中養生10日間

心なしかコンクリートくんも水にチャポチャポ浸かって気持ちよさそう。

しっかりと丈夫なコンクリートに育ってくれよ〜♪

そんな『往き、還る家』でありましたハート

 

『わ・ふ邸』リフォーム工事

リフォーム工事のわ・ふ邸です。

以前が思い出せないほどに変化の日々。

リフォームは、まさにビフォーとアフターの世界。

比較があるから、良くなっていく良さも日々感じるところ。

しかし良くなっていくと、リフォーム予定でないところに、ついつい目がいってしまう・・

 

『わ・ふ邸』も、せっかくなのでもっと良くしていきたくなって、

あっちもこっちもと、少し手を広げてリフォーム範囲を増すことになりました。

玄関先もタイル張りだったところを土間のタタキに仕上げます。

石を敷いてどんどん素敵にキラキラ

そして外壁も・・っと、さらなるリフォーム範囲が広がっていく笑

 

シンプルなリフォームだけど、ひとつひとつ職人さんとの細かなやり取りの積み重ねで出来上がっていきます。

量産型の家づくりにはないところ。

↑キッチンのステンレス天板の製作をムラコーさんと打合せ中

細かな細部の納まりを確認しあっていきます

特に木部との取り合いやシンクの形状の打合せ。

水の切れ方や、実際はあまり見えて来ない部分まで気を使い打合せをします。

毎度、シンクは微妙に改良を加えていて、常に試行錯誤。

今回は水切り棚をシンクに組み込んだ、AA STUDIOオリジナルもの。

↑カグマ製作所さんにて、キッチンや食器棚、ダイニングテーブル、椅子など、もろもろの製作家具の木取り中

一枚一枚個性のある木材をどういう風に振り分けて見せるか悩むところ。

木材と言っても優等生のトロの様なところばかりではないので、出来が良くない子たちもうまく使っていくために、頭を捻るカグマさん。この出来の悪い子が時にスターになることもあり。

木取りだけでも時間がかかります。

↑鍛鉄のTESSEN、山田さんと打合せ

以前から夢見ていた柔らかい線のフードを今回山田さんと初挑戦。

照明器具や門扉など既製品にない雰囲気のある物が出来上がりそう!

 

職人さんとのやり取りが楽しくて、設計士という枠を完全に外れている私。

設計者が、絵に描く餅が出来上がるのが待ちきれず、餅を一緒になってつくり始めたアンパンマン

そんな感じ。

線だけでは伝えきれない想いを、顔を向き合わせ職人さんたちと作り上げていく。

つくづくこの仕事が好きだな〜と感じます。

わ・ふ邸の施主さんも、手から生み出される仕事が大好きな方だからそれも出来ること。

もとめられてこそ、私も職人たちも力が発揮できる場を与えられる。

力の限りを尽くして、手仕事の良さを伝えていけれるような仕事にしていきたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

『木組みと土壁の家』契約と夕食会。。

 

ちょっと前のこと、『木組みと土壁の家』の家づくり、大工さんや工務担当さんが我が家に集まって

工事契約の運びとなりました。

人生何度もない家づくりの契約に、ちょっと緊張気味の建て主Tさんでしたが、そんな緊張感はすぐに

吹き飛んで和やかに♪

私たちにとってはいつも通る、契約ではあるけれど、建て主さんにとっては、

これも大切な家づくりでの一コマだから大事にしてあげたい。

そして今後長いお付き合いになっていくので、書面だけの契約というより一緒に溶け合える時間をつくりたい。

なのでいつもこういった契約後には、夕食会を企画します。

ご飯を共に一緒にする。一緒に釜の飯を喰う仲間といった言葉があるように、

回を重ねるごとにお互いの境界線が緩んでいくような気がします。

建て主Tさんの奏でる三線の音色が皆の心の響いて、良いひと時になりました。

棟上したら、現場で三線の音色を聴きながら上棟の宴もいいなあ。

なんて、飲むことばっかり考えている設計者でした笑

こうやって『木組みと土壁の家』の家づくりがゆるりと進んでいくのでした。

 

『わ・ふ邸』リフォーム工事

 

今、大洲でリフォーム工事進行中。

「AA STUDIOは新築工事しかしない」っと思われている人が結構いるようで・・、

そんなことはなく、小さな台所改造ひとつからリフォーム工事などのお手伝いもさせて頂いております。

ただ・・、自然に優しい素材であったり、職人さんたちの手仕事を活かした造りなら・・っと言う前提付き。

お金があるからと言って、何でもかんでも仕事はしない。

環境の事や未来の事を考えて下さる方の、お役にたてる私達でありたいから。

それが私たちのポリシーでもあります。

 

今、お手伝いをさせて頂いている大洲での『わ・ふ邸』リフォーム工事も、

お施主様が大の"木"が大好きなお方。

そして手仕事に愛着を感じてくださる方。

AA STUDIOの家づくりが好きで来てくださった。

だから私達も最大限にやり甲斐を感じる仕事が出来るのです。

さてどんなお住まいに変身していくでしょうか♪

 

 

 

昔ながらの家と鉄。。

今後、昔ながらの家づくりで”鉄”を使っていきたいと今、検討中のAA STUDIOです。
鉄と言うと固くて冷たいというイメージが強く、どうしても近寄りがたかった素材のひとつ・・。
でも鉄のもつ繊細さや美しい曲線は、鉄の良さでもあり憧れるところです。


以前からの知人であり、美的感性の良さに、ずっと尊敬している職人がいて、
やっと一緒にモノづくりを模索すことに。
職人と言うよりはアーティストで、、大三島に工房をかまえるtessenの山田幸一郎さん。
どちらかと言うと愛媛の田舎町で活動しているような人では無いと思う美的センスの持ち主です。 
以前に『風薫る家』で山田さんに玄関灯を製作していただきましたが、私の難題にピタッと答えを出してくれるのが彼。


そして鍛鉄により仕上げられる作品は、既成品にはない深い味わいがあります。
職人さん達が丹精込めた家の前で、大量生産でできた既成品の照明器具がこの頃は浮くのです・・。

既成品特有の味気なさ。空気感がちゃんと出てきます。
灯り一つ、既成品をカタログからパッと選ぶのは、そう、とても安易な感じです。
その一つで空気が違う、やっぱり込められたエネルギーが違うのだと感じます。

だからこそ、これも大切に扱いたい。


山田さんの島の工場です。
鉄の作業場!っと言ったズッシリするような空気感。

鉄の加工方法などを、今後のためにと・・幾つかの作業を見せていただきましたが、
鉄は硬い物・・という先入観は、ここではいとも容易く溶けていきました笑

置いてある鉄の端材にも、アートを感じてしまうtessenの工場。
ズッシリ重い鉄の塊から、細い美しい線が生み出されるには、山田さんの感性が欠かせないと感じる作業場でした。

そして山田さんの所には、そんな物づくりに共感してくれる方を招くためのギャラリーがあります。
これまたアートな空間です。時折、伊東豊雄さんが立ち寄られるとか。
山田さんの鉄へのこだわりは、”物”にとどまらず、空間までへとおよぶ事が強く感じられる場でありました。
こちらギャラリー『左衽 sajin』では予約制でお食事も提供しているそうです。


この時・・カメラが壊れていて、私のバカチョンカメラで撮影するのが申し訳ないぐらい汗


昔ながらの家づくりをしていると、技術的な事に囚われて忘れてしまいがちな事があります。
でも山田さんは、そんな事を振り返らせてくれる人。

設計士としてわくわくする自分がいます。

久しぶりに美しい物づくりへの刺激を受けて、お酒も美味しかった。
美しい物をつくるために努力を惜しまない姿勢、そして物づくりにいつも謙虚な姿勢を感じます。
今後、山田さんとのコラボで、わくわくする物たちがたくさん生まれそうな予感ハート
さらに昔ながらの家づくりが楽しくなりそうです。

いまは事務所の看板や、タオル掛け、照明器具の小物などを製作していただいています。

できあがりが待ち遠しい。。

 

『木組と土壁の家』山へ。。

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『木組と土壁の家』の家づくりが始まっています。。

我が家で使う木材に初めてご対面〜! の山へ木材検品は、

建て主さんにとって初めて家づくりを実感できる場です♪

建て主さん、大工さん、現場監督、設計者、みんなで和気あいあいと、高知県の池川林材さんへ車

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池川林材さんには時間をかけてあちこちの市場で良質な原木を探してもらっていました。

その確認でもあります。

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100年200年もたせていく”木の家づくり”のために何より大切なのは木です。

しかし木の家だと言っても、あまり木に関心がない、この頃・・下

システムキッチンやユニットバス、家の断熱や性能にこだわっても、家の骨格をつくる為の最も重要な木材に関心がないのは、残念なことですよね・・なみだ

でもそれが今の家づくりの現状かもしれません・・。

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池川さんも、高温乾燥の弊害について建て主さんにお話をされていました。

木を売る木材屋さんが「これでは・・アンパンマン」という木材の現状に耳を傾けたいものです。

高温乾燥は木材の油も抜けて、腐りや虫の害にも弱くなります。

また木の粘りがなくなると言えます。

しかし市場が急げ急げで家を建てている現状に、木材屋さんは高温乾燥を使うしかないのです。

ちゃんとした木の家づくり、どんな場面でも急ぐことは難ありと、常々私は思います。

そんな現状を少しでも知っていただくことが、木の家づくりにとっては、とっても大切だと思い、山へ足を運びます。

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時間をかけることにお金はかかりません。

生き節材の予定だった材が、節も無いようなこんな良質な材に変わってくることもあります手

とっても目込んでいて赤身の強い材です。

めちゃめちゃ綺麗〜!

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時間をほんの少しかけるだけで、こんなメリットがハート

池川さんには感謝感謝!

「AAさんの家づくりは時間のゆとりがあるから出来ること。今回は良い原木がたくさん買えた。」

っと言われてました。

木材屋さんが胸を張って誇れる木材は、建て主さんにとっても、いい話になると思いませんか。

木の家づくりは、みんなが幸せになっていく事でこそ、良い循環が生まれていくのです。

他の職種も同じですね〜手

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またAA STUDIOのこの頃のスタイルで、木材は施主直営で直接買い付けしています。

80年以上の目込みの高樹齢材を探してもらうと言う特別注文も、こういった施主直営による建築方式で中間マージンを含まない分、とってもお安く購入できるようになっています。

良い循環がうまれて、ちゃんとした木の家づくりが復活していくように〜それが私の願いなのですハート

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そしてちょうど『木組と土壁の家』に使う柱材が挽かれている最中でした。

150年もの樹齢の材が挽かれていっていました。

木の家づくりが、私達の年齢をはるかに超えた木の命をもらう行為であること。

自然と手を合わせ感謝したくなります。

それが昔からあった日本人の心かと。

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命に感謝し、良い家づくりをしていく事が、木への感謝の気持ち。

木材をこれから大工さんの工場に運び入れ、木や準備をして下さった池川さんに敬意を払って、じっくりと自然乾燥をしていきます手

池川さんに、建て主さんも感謝の言葉を何度も掛けられていて、これも家づくりにとっては欠くことのできない工程ですね

アンパンマン

そんなこんなで木材検品は、家づくりに欠かせない意味をたくさん含んだ工程と言えますね〜。

池川林材さん、ありがとう!

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暮らしを思い描く。。

しばらくぶりの、AA STUDIOのリフォームその後の様子です。。
すっかりいつもながら報告が遅れています汗
今年に入ってから、後回しだった我が家のリフォームの続きを少しずつ進めておりました我が家。




いつもお世話になっている大工の大石さんに、家の外壁張りをお願いし、
ずっと荒壁のままの手付かずで見窄らしかった我が家も、日に日に見違えるように。


そして窓なく過ごしてきた2年間!にやっと終止符が打たれました笑
よく我慢した自分を褒めたい!の一言笑


これで雨風の心配なく過ごせます。
窓があるって、なんて幸せなことなんだ〜っと。
当たり前すぎて、幸せで無くなっている事って、今の時代、多いです。
そんな事に気がつきますね。
こういった経験も時に必要かもと・・。
そして、庭のほうの手入れも、少しずつ。




庭先に建つ離れの風呂場を解体し、大きく茂った庭木を、バサバサと伐採をしていただきました。
長年手付かずだった庭木はもうジャングルのように、庭を暗くしていました。
そんな暗い庭と手におえない程の茂みに、鬱々としてましたが、すっかり見違える様に明るくなりました。


それまで隠れて見えなかった山の稜線が現れ、奈良の木集落ののどかな景色が見渡せるように。
この庭がこんなに気持ちがいい景色だったなんて・・。


畑のお野菜たちにもお日さんがたくさん降り注ぐようになり、野菜たちも気持ちよさそうです。
引っ越して3年目にして、ちょっとずつですが、自分たちの想い描く暮らしに一歩一歩近づいてきている感じ。


明るくなって気持よくなった庭先ではさっそく打ち合わせ、ん〜気持ちがいい!
田舎に来たからこそ出来ること、こんな時間が何よりの贅沢だと感じるから、ここにやって来たみたいなもの。

まだまだ手付かずのところは山ほどあって十分ではありませんが、ちょっとずつ理想に向け、歩んでいくこと。
そうすることでモヤモヤした霧が少しずつ晴れていく感じです。


雑然として美しくないお勝手口も手をいれる事にしました。
毎日出入りする入り口が、殺風景では、気持ちが荒れます。
ちょっとした事だけど、こういった事が毎日の心に影響します。
(逆に言えば、心の荒れ具合が、住まいに現れますよアンパンマン


少しずつ山野草を植えていって、山野草の小さなアプローチにするのが目標。
水やりをしたり、好きな山野草を植えたりと、日々の楽しみが増えました。


もう少し出奈良の木へ移住3年目。
少しずつ地に足がついてきたという感じでしょうか。
まだまだ手を入れ改善したい事や、鬱々に思うような事もいろいろとあります。
でも日々味わう山の空気の心地よさや、ハッとするような自然の美しさ、自分でつくっている野菜たちの美味しさ、
緑や生き物たちに囲まれて暮らしているという実感は、掛け替えのないひとときと言えます。
隣の垣根を見ていたら、自分にないものがきりがなくあります。特に今の時代は・・。
でも幸せは、きっと自分の足元にあるような気がしています。

荒れていた住まいも少しずつ手を入れることで、心気持よく、毎日が見違えます。
理想郷に出会えても、それを満足できない自分や、幸せに思えない自分がいれば、もっともっと・・という気持ちが生まれます。
だから多くを求めず足元の幸せを見つめることが何より大事だと思います。




庭の小さな命たち。
こんな小さな命たちに感動し、喜びをもらってます。
まだまだ一歩一歩ですが、自分たちの暮らしを思い描く日々です。。