『つながる家+つなげる家』瓦葺き。。


 家づくりのほうも進んでおります。
日々ゆったりとした歩みですが、昔ながらのこのゆったりとした時間のなかでつくる家づくりが、私は大好きです。。

世間では今回の福島の震災によって「合板がなくて現場がストップ」「キッチンやアルミサッシが手に入らない」などなど、現場がストップしてしまう事態がおこっているそうです。
合板や建材物の類をつかわない昔ながらの家づくりは、そういった支障もなく、いつものペースで進んでおります。やっぱり地産地消の家づくりは強い!

でも・・福島での仮設住宅として使われていく大量の合板や建材物たち・・、いつの日かまた大量に廃棄処分されることを思うと心が痛みます。。自然にかえる家づくりを取り戻していかなければね。。


さてさて『つながる家+つなげる家』の屋根の瓦工事もすすんでおりますよ。
こちら屋根のルーフィングは、昔ながらの杉皮。自然の素材ですから、ゆくゆくは土に還る素材、ゴミになりません。今は石油系のアスファルトルーフィングやポリエステル系のものが一般的。
えっーーーーー杉皮!???
そう言われそうですが、この杉皮を馬鹿にしたらいきませんよ!先人たちは、仕方が無く杉皮を使っていたのではなく、ここには目から鱗がおちるスゴイ杉皮効果が!

 

杉が自らの身を守るためにつくられたレインコートは、当たり前に水に強い!
杉は100年200年と立ち木の状態で雨に耐えていく訳ですからね。すでに耐久試験済みですね。先人たちの賢さを感じさせます。
それだけではありませんよ!
日射のきつい暑い最中では、瓦の下で杉皮はソリ返ります。この『ソリ返る』というのミソ!
なんと言っても暑い熱気や湿気を逃がしてくれる働きがそこにあるからです。
野地板の蒸れを逃がし、杉皮自身もながくもっていきます。
アスファルトルーフィングは呼吸をしないから、結露などで野地板の腐れが早いというのはよく聞かれる話ですが、先人たちはすでにそれらの問題をも解決していたのです。ん〜あっぱれ!
こういった先人たちの智恵をひとつひとつ知っていく、そのうえで建築をつくっていくことの大切さを感じるのです。。

逆に寒い日や湿度のある日は、この杉皮ちゃんは、ぺったりと野地板に張り付きます。野地板に張り付いて、雨の侵入を防いで、室内の暖かい空気を逃がさない。
杉が自らの身体を守るために生み出した皮は、電気を使わずとも、自動で気候調整をしてくれる超〜優れもの。まさにエコロジー商品NO.1の称号を与えたいと思います。。

そして瓦葺き、昔ながらに土を載せるというこだわりも、欠かせませんね。

今回は、瓦の葺き方も、昔風に。。
すこし手間がかかりますが千枚葺きに丸瓦を載せます。
でもとっても上品な仕上がりで素敵!

経済性や手間を惜しむばかりに失いつつあるものを見直していきたいところです。
  

そして我らが期待のホープ、まーくんも頑張ってました。(屋根は左官さんに葺いて頂きました)
弟子入りして1年半が経ちました。
ひとつひとつ若い世代に、子供たち世代に、確かな智恵や確かな技術を遺していくために、こちらも頑張ってくれています。ガンバレ!


選挙できめる。。

 
これまであんまり選挙に関心なかった私ですが
今回は火がつきました! っと言うのも選挙によって、原発を進めていくか進めていかないかが決まる事になるから。
現職県議の多くは今までは原発推進派一色でした。唯一、阿部悦子さんと佐々木泉さんは、原発見直し派です。さて今回の福島原発をうけて、立候補者の意識はどうでしょうか? とても気になるところ。。

そして私たち有権者が、未来を見据えた投票ができるかどうかが鍵・・
えっ?まだそれでも「村に道路をつくって欲しい」とか「仕事をまわして欲しい」とか
自分たちの欲心を出してやいませんよね?まさか!!!
下心や見返りをもとめるような古くさい選挙は止めましょう!
あなたや私の子供たちの未来がかかっているのですよ!

ここ10年のうち、いえ連動するプレート移動により、すぐに起こってもおかしくない南海地震、それに対する伊方原発。大丈夫か?関東大震災の最大加速度は2933ガル。伊方原発の基準地震動は570ガルまでしか耐えられない設計・・。未来は自分たちでつくるしかないのです。

原発反対の街頭活動ができなくても選挙に行こう!

しかし・・どの候補者を選んだらいいか・・
という事で、私の選挙区の立候補者に原発やエネルギー政策を問うアンケートハガキを出してみましたよ回答を頂いたのは福田さん、竹中さん、鴨川さんです。後の方は・・?-----------------------

回答結果については、告示後、公の場で公開してはいけないとの事を知りました!
変だわ〜。私たち有権者は何を頼りに投票したらいいのか、いっさいこういった事をオープンにしない選挙体質があります。
閉鎖的ななかで一部の情報だけをたよりにして、それで正しい投票ができるのか・・?
すべての立候補者の名簿を探すのも悪戦苦闘したのですから。選挙の体質から変えていかなければ、いけないですね。
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それと愛媛県議選候補者に原発の是非を問う防災アンケートが毎日新聞よりとられています。
これを参考に選挙にGO!

統一地方選:県議選 候補者原発防災アンケート

 東日本大震災による福島第1原発事故は、原発の“安全神話”を背景に原発の運転を容認してきた全国の原発所在地の住民に衝撃を与えるとともに、これまでの推進路線への疑念をもたらした。 毎日新聞松山支局は3月末、原発立地県の愛媛県議選に立候補表明していた70人を対象に原発防災アンケートを実施し、69人から回答を得た。選択式設問に「どちらともいえない」などと回答した場合は「保留」、記述なしや回答拒否は「無回答」としている。
各候補者の回答を選挙区別に紹介する。

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 ◇問1

 福島第1原発事故を受け、伊方原発について、安全確認のため、いったん運転を停止することに賛成ですか反対ですか。

 ・賛成 ・反対

 ◇問2

 事故を機に、原発中心のエネルギー政策の変更もとりざたされています。エネルギー政策の変更に賛成ですか、反対ですか。

 ・賛成 ・反対

 ◇問3

 東日本大震災では想定を超えるM9・0。伊方原発について、現在の耐震基準や津波対策の基準を見直すべきと考えますか。

 ・厳しくすべき
 ・現状のままでよい

 ◇問4

 四国電力は伊方原発の定期検査の間隔を13カ月以内から15カ月以内に延長を国に求める意向を持っています。間隔延長に賛成ですか、反対ですか。

 ・賛成 ・反対

 ◇問5

 福島第1原発事故で、国は半径20キロ圏内に避難指示を出しました。愛媛県地域防災計画では、伊方原発事故想定の住民避難は10キロ以内です。避難範囲を拡大すべきですか。

 ・拡大すべき
 ・拡大の必要はない

 ◇問6

 伊方原発で保管しきれない使用済み核燃料を保管する中間貯蔵施設が10年後に必要となると、四国電力が見解を示しています。中間貯蔵施設の県内建設を認めますか。

 ・認めてよい
 ・四国の他県に建設
 ・四国以外に建設
 ・作る必要はない

==============

  候補者名      問1   問2    問3     問4    問5    問6

           運転停止 政策変更 基準見直し 間隔延長 避難拡大 中間貯蔵

■松山市・上浮穴郡

   戒能潤之介 自現  反対   保留   厳しく   反対   拡大   認める

    中政勝   公新  反対   賛成   厳しく   反対   拡大   無回答

   伊狩泰介  民新  保留   保留   保留    保留   保留   保留

    寺井修   自現  反対   保留   厳しく   反対   保留   保留

   西原進平  自現  反対   賛成   厳しく   反対   拡大   認める

   松尾和久  無新  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   四国以外

   河野忠康  自現  反対   反対   維持    反対   不要   認める

   竹田祥一  自現  反対   保留   厳しく   反対   拡大   認める

   大石一   無新  反対   反対   厳しく   反対   拡大   認める

   逢坂節子  社新  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   不要

   大沢五夫  無元  反対   反対   保留    賛成   拡大   無回答

   横田弘之  無現  反対   反対   保留    反対   拡大   保留

   三宅浩正  自現  反対   保留   厳しく   反対   保留   保留

   阿部悦子  無現  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   不要

   佐々木泉  共現  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   不要

   横山博幸  民現  保留   保留   保留    保留   保留   保留

   木村誉   公現  保留   賛成   厳しく   反対   拡大   保留

  田中長二郎 無新  反対   賛成   厳しく   反対   拡大   認める

     政安誠   民新  保留   保留   保留    保留   保留   保留

    笹岡博之  公現  保留   賛成   厳しく   反対   拡大   保留

   菊池伸英  無新  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   不要

    近藤隆   無新  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   不要


■今治市・越智郡
  

  竹中由美子 共新  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   不要

   福田剛   民新  保留   保留   保留    保留   保留   保留

  徳永繁樹  自現  反対   賛成   厳しく   賛成   拡大   四国他県

  福羅浩一  自現  反対   保留   厳しく   反対   拡大   認める

   本宮勇   自現  反対   無回答  厳しく   反対   拡大   無回答

  越智忍   無元  無回答  無回答  無回答   無回答  無回答  無回答

  鴨川忠弘  無新  反対   賛成   厳しく   反対   拡大   不要

  堀内琢郎  国元  賛成   反対   厳しく   反対   拡大   認める

   村上要   社現  保留   賛成   厳しく   反対   拡大   不要


■宇和島市・北宇和郡
 

   毛利修三  自現  賛成   保留   厳しく   反対   拡大   保留

  中川真之介 民新  保留   保留   保留    保留   保留   保留

  高山康人  自現  反対   無回答  厳しく   反対   拡大   認める

  岡原文彰  民新  保留   保留   保留    保留   保留   保留

  中畑保一  自現  反対   反対   厳しく   反対   拡大   認める

  赤松泰伸  自現  保留   保留   厳しく   反対   保留   保留


■八幡浜市・西宇和郡
 

  梶谷大治  自現  反対   保留   厳しく   反対   拡大   認める

  清家俊蔵  自現  反対   保留   厳しく   反対   保留   認める


■新居浜市
      

  菅秀二郎  無現  反対   賛成   厳しく   反対   拡大   認める

   西原司   無新  保留   保留   保留    保留   保留   保留

   石川稔   無現  保留   賛成   厳しく   反対   拡大   不要

  黒川洋介  自元  反対   反対   厳しく   反対   拡大   無回答

  豊田康志  無現  反対   反対   厳しく   反対   拡大   認める

  山岡美美  共新  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   不要

  古川拓哉  自新  賛成   反対   厳しく   無回答  保留   認める


■西条市
       

   森夏枝   無新  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   四国他県

   渡部浩   自現  反対   保留   厳しく   反対   拡大   保留

   青野勝   自現  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   四国以外

  明比昭治  自現  反対   賛成   厳しく   反対   拡大   四国他県

  玉井敏久  無現  保留   保留   保留    保留   保留   保留


■大洲市・喜多郡
   

  西田洋一
  自現  反対   反対   厳しく   反対   拡大   認める

 岡田志朗  自現  反対   賛成   厳しく   反対   拡大   認める

  有友正本  無新  無回答  賛成   厳しく   反対   拡大   無回答

  中野寛之  無新  賛成   保留   厳しく   保留   拡大   四国他県


■伊予市
       

 水口輝雄  無新  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   四国以外

 泉圭一   自現  反対   反対   厳しく   保留   拡大   保留


■四国中央市
     

  石津隆徳  無新  反対   賛成   厳しく   反対   拡大   認める

 森高康行  自現  反対   賛成   厳しく   保留   拡大   保留

  鈴木俊広  自現  反対   保留   厳しく   反対   保留   保留

   篠原実   自現  反対   保留   厳しく   保留   拡大   保留


■西予市
       

 薬師寺信義 自現  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   四国以外

   兵頭竜   無新  反対   反対   厳しく   反対   拡大   認める


■東温市
       

  西山徹
   民新  保留   保留   保留    保留   保留   保留

 大西渡   自現  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   不要


■伊予郡
       

 土居美智子
 無新  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   不要

  山本敏孝  自現  反対   賛成   厳しく   反対   保留   保留

  住田省三  自現  反対   賛成   厳しく   反対   拡大   四国以外


■南宇和郡
      

  中田広
   自現  反対   賛成   厳しく   反対   拡大   認める

渡辺知彦   無新  賛成   賛成   厳しく   反対   拡大   不要

原発も・・住まいも・・

 先日、化学物質過敏症のドキュメンタリー映画『いのちの林檎』の上映会が、化学物質過敏症の患者会のもとでおこなわれました。

午前の部は患者さんのみでの上映会、午後の部から一般の方々の上映会。
っと言うのも、化学物質過敏症の方にとって、一般の方々が何気なく使っている衣服を洗うための洗剤やシャンプーや化粧品や整髪料などなどに、身体が反応してしまうからです。
私達については、日常的にケミカルな物を使用していないので午前の部に参加させていただき、化学物質過敏症の方々の貴重な生のお声を聞く機会を頂けました。

さて午前の部の上映会はじまりはじまり。
ん・・・しかし!もういきなりプロジェクターの電磁波に身体が反応して、建物内に入室できない患者さんが2名・・ 化学物質過敏症をもつ患者さんの方々の中には、電磁波にも身体が反応してしまう方が多くいます。上映会場は念のために電源ブレーカーは切られ、母屋の方から配線をして電源供給をしています。しかもプロジェクターなどの機材には金網を張ってアースまでとって万全でしたが、やはりそれでも電磁波に身体が反応・・結局、その方々は玄関ドアをあけた屋外で、遠目での上映会視聴となりました。

映画の内容には、胸が痛くなるシーンが多々ありました。家を新築してシックハウスを発症。その後、あらゆる化学物質に悩まされ、家に帰ることもできず山中を彷徨う親子。さらに症状が悪化し、食べ物や飲み水さえも身体が反応し受け付けなくなってしまう事態に・・!死の恐怖・・その時、唯一口に出来たのが無農薬栽培での木村秋則さんの林檎だったそうです
映画をみて化学物質の恐ろしさをあらためて痛感しました!こちら映画委予告編YouTube↓ 
http://www.youtube.com/watch?v=hqyJuYM0MYs
これだけでも化学物質過敏症の恐ろしさがリアルに伝わってきます。。

映画が終わり。もっとも重度の患者さんであるOさんのお話しを伺いました。
すでに電磁波の影響を受けてダメージいっぱいといったOさんやその友人たち。電磁波で血流が悪くなり手が紫色に変色していたりと始めてその症状を目にしました。
Oさんは農薬や化学肥料・有機肥料を使った野菜は当然のごとく身体が受け付けません。口にできるのは玄米と塩ぐらい。水も水道水は当然のごとく駄目で山水ですが、針葉樹の山でなくて、広葉樹の山の水でないと駄目だそうです。住むところも人里離れた環境。
Oさん曰く、私たちの身体はあらゆる微生物や菌たちによって成り立っている。その菌たちを殺すのが化学物質であって、人ぞれぞれその許容量はちがうけど、化学物質という毒が体内に満ちると、身体の微生物たちが死滅してしまう。そうすると身体が維持できなくなる、それが化学物質過敏症であると。

汚染された食や水や空気は、いずれ血液となりめぐっていく。そして私たちの身体を影ながらささえてくれている無数の細胞や菌たちを弱らせていく。そう考えると化学物質過敏症という病がストンと理解できました。身体は防衛をはかるために、異物にたいして過敏に反応するという訳。残された力を使って最大限に身体をまもっているのです。
Oさんの話は、日常生活の困難さや、化学物質に溢れかえった我々社会の愚かさをあらためて感じさせてくれるものでした。食べ物・着る物・住む家・住む環境・・あらゆるものの見直しが必要です。
ちなみに土壁の家は、電磁波をカットします。昔の人はそんなことまで考えていたのではないでしょうが、大地の土というのは私たちが知り得るより遙かに偉大なのです。土壁の家にはいるとホッと身体がゆるむとOさんは言っていました。きっと身体の防衛機能が和らぐのでしょう。そう言えば普通の私たちだって土壁の家にはいると、ほっとする。。これはやはり身体が安心している証拠なのですね。

そして午後の部の一般参加者たちが集まり始め、次第にOさんの体調が崩れはじめました。日頃ケミカルな物を使用していないから私も、敏感に人々がつけるケミカル独得の薫りを感じることができます。整髪剤や化粧品やクリーニングの薫り。また人々がもつ携帯電話にOさんは腰が砕かれてすっかり立てなくなりました。そろそろ避難が必要・・!

化学物質過敏症は、決して他人事ではありません。明日の我が身なのです。
いまもなお新たな化学物質が科学者によって産み落とされています。いずれ人類絶滅もありえない話ではないかも・・。実は・・私もこの頃、軽い電磁波過敏症。携帯電話に頭がかち割れそう。

便利さより命が大事。
原発も同じく。
自分の身に降りかかる前に変えていきましょう。。
何ごともターニングポイントに来ていると感じる、今日この頃ですね。

見つかりました!

 日々いろいろな事が目まぐるしく、騒々しい我が家ですが、
ずっとずっとご縁を待ちわびていた徳さんの手織畳表の作業場が見つかりました
しかもとってもいい所です〜!
しっかりと腰を据えて、やっていけそうな作業場になりそう。
色々とご厚意でお声をかけて頂いた方々、本当にありがとうございました!

場所は、今の自宅から、車で15分ほどのところ。
神子の森というところにあります。

いずれ神子の森に移住する計画もふくめ、今回この作業場をみつけました。
広くて天井が高くて明るくて。作業するには、もってこいの場所です!
機織り機3台がはいり、後継者育成をめざしてやっていく予定です。

ただあちこち傷んでいて、屋根を直したり、建具を入れ替えたりしなければ・・。
機織り機を運び入れるのはそれから。
でも長期的に貸していただけそうなので、ちゃんと手をいれて末永く大切に使っていきたいと思っています。

 

ご厚意で貸して頂く集落の方々も、これを機会に集落に若い方々がはいってきて、よい刺激になればと願ってくれています。本当にありがたいことです。
神子の森が賑やかになっていくお手伝いが出来ればと、私たちも思っています。

また皆さんのご協力をいただいて掃除や修理をしていきたいです。
手織の畳表や日本の素晴らしい伝統を、子供たちにのこしていけれるように、
私たちをお助けください。。
ひとまずご報告を。。

上棟!そして夕食会!

 
思った以上に順調に早く組み上がった『つながる家+つなげる家』の建て前。
無事に上棟となりました!さて、無事に棟があがったことを祝い、神さまにお礼を申し上げるお祭りをおこないます。

ん、神主さん?
と思いきや、大棟梁(ダイトウリョウと言ってます)です!じつはこの度、大棟梁は”太夫(たゆう)”さんの資格をとられたそうで、今回はじめてのご披露となりました!
大棟梁の祝詞を聞きながら、柱も梁も棟も傾くことなく、この家が末永く自然の災いから守られ、子々孫々と繁栄していくことを一緒に願いました。

神事はいつも心が透き通る気持になっていいものです。日本人として自然を尊び、多くの生き物(八百万の神々さま)と一緒に、今を生きさせて頂くという謙虚な気持がそこにあります。
和の家、この昔ながらの家づくりの精神がここにあります。

神事が形だけとなりつつある今、家の姿や形からも分かるように、自然を尊ぶ心や、生き物をいかす心がなくなってしまった事が同時にうかがえますね。。

 

さてさて身が引き締まるような祭祀も終わって、建て主さんから職人さんの労をねぎらうための夕食が振る舞われました。こういった昔ながらの「労をねぎらう」という気持がいいでしょ!
お金だけの関係ではない、互いが互いを思いやりながら進められていく家づくり。
いい家づくりには心を通わせる行為が、いたるところにあります。。

私的には、建て主さんのお父さんが振る舞ってくれる、お刺身の盛り合わせを密かに楽しみに(普段はベジなのに)
建て主さんより上棟のお礼と、今後も怪我もなく無事に職人さんたちが仕事をすすめられますようにとのお言葉をいただき、皆で乾杯をし楽しい夕食会が始まりました。

大棟梁は建て主さんのお父さんと熱く語り合っており、私たち若者衆はお酒もすすむなか今回の建て前の手応えや感想などで話が盛り上がります。はじめて昔ながらの建て前を経験したという大工さんたちは「かなりハイレベルな仕事や、とても勉強になった」と興奮気味の様子。また今回の家づくりが大工にとって難易度が高く、しかし心動かされる家づくりであったことを話しました。
そして大工や職人として良い家づくりをひろめていくために、やる気のある者が集まって勉強しながら精進をつんでいく機会をつくろうと言うことになりました。(←そのように私がもっていったという話も・・)
保守的な土地柄の愛媛では、職人たちが声をあげる事もなく、メーカー住宅が広まるばかり。そんななか、みんなで精進をつみながら、互いに各職人さんたちが手を取り合って、心からいいなあ〜楽しいなあ〜と思う家づくりを広めていきたいと思っています。

近々、職人たちの決起集会!を開きたいと企てております!
一般の方々も参加しつつ、職人さんたちの生の声をきくことができるような、みんなで勉強してみんなでイイ愛媛の家を建てる、そんな集まりをつくっていきたいと考えています。私にとっては、こうやって密かにずっと思い描いていた、そんな想いを、みんなにお伝えすることが出来た、、、上棟の夜になりました。 (これも建て主さんのお陰ですね)

  



翌日。。
さっそく「僕もこんな家づくりに加わりたい!」と熱い想いをもつ大工さんから、参加表明がありました
さあ、職人さんたちよ!いまこそ手を取り合って進んで行きましょう!
参加表明お待ちしておりますよ  

『つながる家+つなげる家』建て前

 
ここずっと原発のことが気がかりで仕事半分・反原発活動半分の私です。。
今できることをして、このさき後悔が無いようにしたい
私にとっては原発も家づくりもまったく同じなのです。。

そんななか『つながる家+つなげる家』の建て前がおこなわれました!
すべての憂鬱を吹き飛ばしてくれるような昔ながらの家づくりの建て前。ここには明るい未来がしっかりと感じられます。今回この貴重な昔ながらの建て前の一般見学をおこないました。

私としては撮影などや、自分自身が設計した建物の組み方の粘りを生で確認したりと、かなりいっぱいいっぱいの状態で皆さまには十分なご説明も出来ませんでした。しかし昔ながらの家づくりの建て前が放つそのパワーの前には、もう言葉はいらないこと、皆さんの様子から感じました。見て感じて頂いて本当に心から良かったと思います。
参加者のなかには、教育現場の方もいて「昔ながらの家づくりを伝える活動をしていきたい」と熱心に見学されていました。もっとこんな機会が増えることで日本の和の家の良さというものが再認識されてくることでしょう。。


 


そして何と言っても素晴らしいのは・・『つながる家+つなげる家』の建て前では、若手大工さんたちによっておこなわれた事!この貴重な機会に、体感したいという若い大工さん達が駆けつけてくれました!こうやって確実に、昔ながらの家づくりが次の世代を育むための機会となってくれていること、本当に設計者としては嬉しく思うばかりです
棟梁の真人さんも、若いながらに十分にしっかりと建て前をこなしてくれました。末が楽しみ!関わってくれた大工さんたち皆が自信をもって勧める家づくりです。
そう、建て主さんの家づくりに込められた願い『つながる、つなげる』は、確実に未来にむけて種をつないでいます。。
家づくりは器づくりではありません。大きな大きな社会的な流れをうみだす作業。未来がより良く明るくなってくための種まきなのです。心から感じます。。





見ていて飽きない美しさ。そして心から感動がわいてきます。
ここにきっと心惹かれる美しい世界があるからなのだと 感じるのです。。
それを真理の世界と言うのかもしれません。
建築に関して全くの素人であっても「この家なら絶対、地震も大丈夫!」と言わせるほどの力強さがそこにあります。現代の多くの家づくりがなくした本物の力強さを感じます。。
有名な構造家が来てその耐震性を証明する必要もないほどの、安心感や力強さというのは確実に存在し、誰にでも感じることができます。真の道理の世界とは、そういったものなのかもしれませんね。。



全てが美しく愛おしい。。
木で出来上がった空間に、心からの安堵がうまれ、ただただ木の優しい空気に包まれます。
大黒さんが支えてくれているという安心感もありますね。。

自分たちの暮らしは自分たちで守る。。


今日、伊方発電即刻停止をもとめて四国電力そして県庁に要請に行ってきました!
始めての活動参加です。。
今回の福島の原発震災をうけて、原発さよなら四国ネットワークや有機生協その他市民団体、それから被災地から避難されてきた方などたくさんの県民の方々が来られていました。しかし・・四国電力や県庁も、決して応対の良いものではなく、敷地内で拡声器やプラカードを持つことさえも許されず、仕方なく四電の敷地を出て歩道に移動。2mほども無い歩道に大勢の人集りとなり、通行の妨げになりそうな状況での要請申し入れとなりました。正直、こんな事態なのに・・こんなヒドイ扱いを受けるとは・・。私たちは四電の電気を購入している消費者でもあり、消費者の声を聞くことは当たり前ではと・・?しかしクレームや要望に関しては、冷たい応対という訳です・・。しかもこの期に及んで・・。

私たちも手づくりしたプラカードをかかげ、声をあげました。各団体からの要請と厳しい声(当然の事を言われているだけですが)が浴びせられるも、無表情な四電社員さん・・。
ただそう見えるものの彼らの立場を理解すると、とても辛い気持になってきました。四電社員の方々だって、辛いはず・・。こんな危険がある原発を決して手放しで歓迎している訳ではないはず・・。自分たちが安全だと言ってきた原発が、脆くも、1機に止まらず次々と事故を起こし未曾有の原発災害となっている状況・・。多くの犠牲者を出しながら、簡単には終息できない惨事。彼らも被害者なんだと言う気持が沸き起こってきました。

「あなたがたも望んでないはず・・辛いこと分かります。でも・・中から変えてください・・中からでないと変わらないのです・・お願いします・・いまできることを・・子供たちのためにも・・」そう声をかけると涙が頬を伝わって落ちていきました。こんなにも多くの人を傷つける原発・・だからこそ無くしていかなければいけない。。そんな気持がたくさん湧き上がりました
気のせいか?四電社員さんの目頭が赤くなっきたような・・。中から変えることは本当にたいへんなこと、でも今すぐでなくていいから、一歩一歩変えてほしいそう願いました。。

 

さて、次に県庁へ、伊方発電即刻停止をもとめて要請に行きました。
っと言うのも、許認可権限を持つのは愛媛県知事であるからです。
今後すぐにでも起こりうるであろう南海地震に対して、知事が一言「伊方原発の原子力政策を見直す時!」と言ってくれたら全てが変わります。しかし・・福島の原発の件をうけて11日には、知事に対して各市民団体から要請書がすでに出されていますが返事がなく・・、まずは原子力安全対策推進監(国の安全・保安院から出向、県の原子力政策トップ)の方に、お話しを。しかし安全を管理しなければいけない立場であるのに、彼からは危機感というものが全く感じられませんでした。今回の福島原発の件をうけて、伊方は安全に運転していく、そのための対応をしていく、県の方針に従う、そう話されるだけです。「あなたは国から派遣され原子力の安全を、県にたいして強く指導していかなければいけない立場!」と各団体から抗議。彼ではラチがあかず、知事に生で県民の声を届けるべく、知事室へ直接要請に。

今後起こりうるであろう南海地震(地震連鎖による誘発の恐れもあり)に、一刻も伊方原発の稼動に対して慎重な見直しが必要な時であるはず!そうでなくても日本のなかで危険な原発ワースト2が伊方原発であり、多くの技術者からも伊方原発の危険性は語られています。その中身には虚偽による安全性の偽装がはかられ、無理矢理に稼動しているという話もあります。

かなり大勢の人々が知事室入り口前に集まり、それに対して秘書とガードマンが知事室をふさぐかたちになりました。しばらく秘書課長とのやり取りが続きますが、秘書課長は「事務的な手続きを・・」の一点張り。しかし各市民団体からはすでに11日に要請申し入れをしており、知事からの返答が未だになく、こうやって押し寄せた次第。「中村知事、会ってください〜!」とみんなで声を上げましたがっ・・、知事は少しドアをあけて覗いたものの引っ込んでしまい対応はしてくれません。ガードマンは増え知事室前の入り口は人壁になりました。私たちは普通の一般人であるのにまるで右翼的な扱いでした。

時間だけがすぎ、最後に、東京から避難して来られた若者(高校生らしき)2名が、人壁に対して「僕たちは放射能を逃れて避難をしてきた。こんな時だから、面倒な手続きはよく分からない。やめて、みんなで考えた方がいい。」と、大人達の不条理な対応をついた若者らしい感想が、この場のみんなの気持をよく伝えてくれたと思います。
つくづく血の通った県政でない事を今回肌身で感じるのでした。。

夕方のニュースでは『今回の件をうけて、中村知事は定例会見でイデオロギーや政治的背景があるならば松山市長時代から会っていないと今後も市民団体と面会しない考えを表明。』と、昨日の私たち多くの市民団体が詰めかけ、知事に生の声で要請申し入れをしたい事に返答したそうです。

「安心して暮らしたい」そういった願いは、反社会勢力なのか・・?
って言うか、ぜんぜん私たちの話そのものを何も聞いていないのに、決めつけた言い方!
私たちの訴えそのものを、そのように受け取る知事に対して、涙が出そうです。。
反原発=反社会勢力のように捉える知事の意識レベルの低さ、そんな知事に県民の安全を委ねているのかと思うと、不安が拭い切れない次第です・・。
今回の活動をとおして県のあり方体質そのものを疑う機会となりました。
問題の原点。原発という危険なもの、ウランという人が本来手を出してはいけない領域の物を取り扱っていくという認識の薄さ。それが福島原発の原発震災を引き起こしたと言えます。
これは天災ではなく人災です。
伊方原発もそうならないように。。

少しでも伝えるべく活動を、、20日(日曜日)市駅前でおこなわれる街頭活動に行ってきます。
ご都合の良い方、一緒に行きましょう
自分たちの暮らしは自分たちで守らなければ、何も変わりません。

最悪な事態に・・


 とんでもない事態になりました・・
東北地方太平洋沖地震により亡くなられた多くの犠牲者に心からのご冥福をお祈り致すとともに、早急な復興がなされますこと願っています。。

そして次なる原発災害がとても心配なところ!
いままで原発の危険性を訴えてきましたが、ついにこの時が来たか!という面持ちで、この数日間と今もまったく仕事が手についておりません。
「四国やから関係ない」というのは、あまりにも危機感のない話・・。
今回の事は、東北だけの事だけでなく、今後、長い時間をかけて影響していくことになる、そんな危険を秘めているのが放射能の恐ろしさなのです。。
食べ物への影響・・日本の穀倉地帯である東北、そして海産物への影響が避けられません。

また私たちのすぐ側にも同じように伊方原発があり、いつ何時、福島原発と同じ惨事がおこるか分かりません。人ごとではなく、ちゃんと原発というものを見つめ、より良い社会にしていかなければいけません。

正直なところ情報はまったくと言っていいほど封鎖されています。
原発の危機的な現状を一切政府は報告せず、隠蔽。メディアさえも、その歩調にあわせ、当たり障りのない報道を。こんな現状をみて情けないばかりです・・。
イタズラに国民の不安をあおることは良くないことですが、今おこっている危機的な状況を知らせ危機感を持たせるという事と、不安を煽るという事とは別なような気がします。おこりうる事態を知らせて先手先手で危険を回避することが大切。本当のことを知らせずにいて最悪の事態になったら、その時は本当にパニックです!最悪の事態を想定しておくことで、少しでもパニックにならない心構えができます。

福島原発は、すでに最終段階にきており、もう残す手立てがない状況です。
海水による冷却を続けていますが、そう簡単ではないこと。それをこの先、ずっと持続していく事の難しさがあります。容器に閉じこめた燃料棒はなかなか冷めないのです。格納容器や原子炉圧力容器もすでに設計の許容量を遙かに越えて、最悪な環境で酷使されている状況です。本来水によって封鎖されている中性子が刻々と容器を傷めていますし、容器が壊れればその先はありません・・いつまで持ち堪えてくれるか・・という段階。限りなく簡単ではない冷却をいつまで維持できるか・・働かれている作業員の浴びる放射能は生死に影響し、そのなかでの作業・・。常に水素爆発や水蒸気爆発の危険ととなり合わせ。全てがいっぱいいっぱいの厳しい現状という事です・・。

人が便利さをえるために、つくりだした安全神話。そのうえにある原発。。
目を覚まさないといけません。。
これ以上事態が悪化せず、冷却されますよう祈ります。。。


18日金曜日に、原発さよなら四国ネットワークによる『伊方原発即時中止をもとめる緊急行動』があるようです!今のこの時に行動することが大切だと思います!
始めてですが参加してこようと思っています。。

自分のためでなく、この先ずっと続くであろう命のために。。


http://genpatsu-sayonara.net/wp-content/uploads/4281559cd7090068500f4c719ad41300.pdf

10:30 四国電力松山支店前 集合 要望書提出
11:20 県庁第一別館ロビー(ここからの参加でもOK)
11:50〜14:00 県庁前行動

自分なりにプラカードを作っていこうかな〜と思っています。
一緒に参加しましょう!行けそうな方、お声をかけて

やり手の新人がやって来る!


 我が家の新しい顔ぶれ、新人がはいりました。
かなりの仕事っぷりに、とても賢い!
待ってました!と言わんばかりの有望な新人!

実は猫です(笑)。。

ここ一年ほど、ネズミの被害に毎晩悩まされている我が家。
自給率があがって、食糧が家に豊富にあると、やってくるのがネズミさん。
ん〜、もうかなり悩まされています。。

ドンちゃんドンちゃん、毎日の天井裏の大騒ぎ。朝の4時ごろが最も騒がしく、眠れない・・。ほんとよくやってくれますわ。お米袋や大豆袋や小麦袋を片っ端から穴をあけて食べていくネズミ。お陰様で、どうすればネズミさんにとって住みやすい家になるかという事を学ばせて頂きました。

天井裏は格好のネズミの住処。しかも大壁の壁の中は、人目に着かない良い通り道。
この2点があれば好き放題間違いなしです!捕まえるのも至難のワザ。
あ〜ん、土壁に床板・梁材現しの家に住みたい(笑)!
ネズミにとっては隠れ場所がない造りでしょ
先人たちはそんな事をも考えて家づくりをしていたのでしょうか。。

さてさて新入り。我が家の裏の畑で、スズメを狙って近くに住み着いておりましたところ、
ネズミを捕ってくれるのなら家においてあげるよ。。という事で交渉成立。

私たちの想いが通じたのか、さっそく翌日には1匹のネズミを捕獲した新人です。
さんざん捕獲に頭を悩ませていた私たちを尻目に、その翌日には、さらに3匹のネズミをゲット!
もうネズミはいないだろう〜と思っていたのが、
その翌日に、さらに1匹と、巨大ネズミ1匹(たぶん大御所です)を捕らえたのです。
すっすごい!の一言!
散々ネズミに泣かされてきた私たち、彼の仕事っぷりに涙涙!

ん?ところで我が家には、もう一匹の社長猫が・・。
んんん〜、寝ておりますよ・・。さんざんネズミが走り回っても知らんぷりで、寝息を立てて寝ている社長猫・・。社長は手を汚さず、部下を働かせる・・。昨今の相場なのでしょうか。。

まあよくもこんなにもネズミがいたのか!っと、少々びっくりですが、しかしよくネズミを捕る猫です
あ・・ただし新入りのご飯はかなり少なめになっていて、完全歩合制により報酬が与えられるシステム いつもお腹を空かしている新人なのです。。

ひとまず、見事我が家の新入りとして一同に認められ
ただし社長(猫)はご不満のようですが・・

名前はチャイ(和名:茶衣)。
どうぞお見知りおきを。。

めざせ!茅葺きの家!


 「茅葺きの家」
自分たちがもし家を建てるなら迷わず茅葺きの家にしたいと思う。 あの優しくて柔らかい、山々の稜線を想像するような美しいフォルムにとても心を惹かれるから。。

昨日、設計仲間のSさんが、茅を刈るということで、私たちも茅刈りのお手伝いに行ってきました。
Sさんも土着的な家づくりをずっと目指されている方。私たちも土着的な家づくり派という事もあって、いつも私たちが好みそうな事にはお声をかけて頂いている。。

茅刈りも、ヒジキ刈り同様に、刈り時の頃合いを見計らって刈られる。茅が枯れて、新しい茅が出るまでの、ほんの束の間の頃合い。しかし茅刈りワークショップとあって土日休日の茅刈り予定が、雨や雪のために延期・延期で、気候も暖かくなってきてしまって、ついにシーズン最後の茅刈りとなってしまった。。
やはり自然は待ってはくれない・・。自然素材をつかった家は、人が自然に合わせていかなければ難しいところが、山ほどだと感じるところ。。

 
昔は集落総出で「今年は○○さんところの茅葺き用だ〜」と言って、刈られた茅たち。
一屋根葺き替えるのに、細身の女性ぐらいの茅の束が1400束いる。
1人が1日で刈れる束は10束がせいぜい。この日に私が刈れた茅は、1時間で1.5束。それもかなりの重労働・・。
10束刈れても、一人でやろうものなら140日=4ヶ月〜5ヶ月かかってしまう。しかし茅の刈り時期は1ヶ月〜2ヶ月ぐらいだから・・、完全に時間が足りない・・。
今回も、神社の庫裏の屋根を葺き替えるための茅刈りだったが、この調子でやると一体何年かかるだろか・・とついつい推測してしまった。

しかし・・村総出で刈れれば、数日で終わってしまう作業となる。
昔の『結』、共同体として互いに支え合っていくことのメリットを、茅刈り体験を通じてつくづく感じてしまった。。
今や、もう崩壊してしまった『結』、共同体として互いに支え合う営みだが、自然に寄り添う暮らしには、やはり無くてはならなかった体制でもあるようだ。。

もう今では新築の住宅で茅葺きの家は、まずない・・。
町中では、まず建築基準法が邪魔をして、建築不可能。でも里山ならそれも可能。。

美しい茅葺き屋根のある家々の風景を思い描く。。
自然の景観とも、最高に調和した住まい。日本人好みではないか。。

ノスタルジックにそんなことを言っているのではなく
「いいなあ、美しいなあ〜」と感じるものを素直に遺せる実現できる社会であってほしいところ。
人間が「いいなあ」と動物的な五感で感じる部分は、頭でこねくり回して考えるよりも、自然に調和した確かなものを察知する能力があると私は信じている。
原発の建物を目の前にして「いいなあ〜」と思う人はまずいない。しかし頭で「だって・・電気が必要だから・・」と考えてしまうと、五感で感じた部分(恐怖感や違和感)を覆い隠してしまう。神さまから、動物として与えられている能力(危険を察知する能力・未来を予測する能力・自分たちに馴染まない物を判断する能力・自然に調和しない物を計る能力)は、今の科学では一切理解されていない領域、だから今地球が危機的状況にもなっているようにも感じる。

茅葺きの家は、本当に優しい。。
それがその物の本質なんだろう。きっと。。


茅葺き屋根の家を実現していきたい。
そのためには共同体として互いに支え合う暮らしを取り戻していかなければ。。
人付き合いは面倒?邪魔くさい?

でもそこにあった人間同士の深い絆や付き合いは、決して、悪いことばかりでなかったハズ。
今の日本は、隣の住人が何をする人かも知らず、飢餓で死ぬお年寄りもいるぐらいに、どこか寒々しく冷たい。お互いが関わり合わなくても生活していけれる。互いが互いを支える、支え合うという意識は全く無い。必要ないものとなっている。
茅葺きを取り戻すという事は、そういった今の社会のシステムをも見直していくという事なのかも・・。
私たちも、茅葺き実現にむけて一歩一歩、歩みたい。。