『五穀豊穣の家』完成見学会〜♪

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『五穀豊穣の家』も完成見学会を終え、無事引き渡しが完了〜。
建主さんたちの新生活もスタートし初めたみたいですアンパンマン
やっと私も一息つける時。。報告が遅くなりましたが、完成見学会のご報告を手

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完成見学会も回を重ねるごとに少しずつ見学者の数も増え、今回『五穀豊穣の家』には100人を超える方々に見に来ていただけましたハート
ずっと徳さんと思い描いてきた、どこにもない様な和やかで温かい雰囲気のする見学会になってきました。
それはとりもなおさず私達を陰ながら応援してくださる面々が増えてきた という事。

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野の草 いのちの台所 の内原由季さん
今回の見学会でも、心温まる幸せなお弁当をつくって下さいました。
私の一番の応援隊でもありお仲間ですハート
元をたどれば施主様でもあり、私達の歩みをずっと見守り、いつも応援してくれていると言えます。

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そして旦那さまの 内原聖次さんの竹細工
これ以上ないぐらいに『五穀豊穣の家』を引き立ててくれていると思いませんか?

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すごいな〜と関心します。やっぱり心こめて作り上げた家や道具たちは、ピタッっとそこにお互いが寄り添い合うっといった空気感がします。住まいも良くなるし、道具も活き活きとよく栄えるようです。
こういうのを見ると、やっぱりここに未来に残していきたいものがあると心から感じます。
家も大事だし、道具も大事。
こういった豊かな空気感のなかで日本人としての繊細で豊かな感性が育まれるんだと思います。

「愛ある手仕事を残していきたい」 そんな想いを一緒に思い描き、やって来た仲間ですが、今後もっともっと仲間を増やしていきたいですね。それが私達の家づくりであります。

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そのほかに手づくりのお菓子屋さんや、手づくりの器屋さん。。
どれもが心温まるお品ばかりで感動です!
きっと、AA STUDIOの住まいだけでない、食や道具も同じように大切にしている、空気感として感じていただけたかな。。

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そしてお話し会の最中に、ワークショップを開催して子どもたちのお相手をして下さっていたのがタイル屋の窪中さん。庭工事をしてくださった蒼園さんの職人さんでもあります。
子供が大好きでタイル組合でもこういった活動を積極的にされているとか、いつも聞きます。
今回見学会をするという話をした時に、すすんで申し出てくれました。
AA STUDIOはこういった方々に支えられているのですよねハート
とっても助かりました〜手


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お見事!子どもたちにとっても良い思い出となりましたね手


お話し会ではあらたなコーディネイターも仲間に加わって、参加者さんをひとつにまとめ、家づくりの奥深い話や家づくりの体験者のナマの声を引き出すお役目をしてくださいました。

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そしてそしてあまり表には立たずひっそりと、そして何よりも私達を一番に応援してくださっていたのが、『五穀豊穣の家』の建主さんハート
ふと外を見ると・・見学者さんたちや関係者さんたちの子供たちと一緒に遊んでくださってました!
ありがたい〜ぐすん
大勢の見学者さんを家に招き入れる事は、とても懐が大きくなくては務まりません。
心おおらかに、そしてずっと見守って昔ながらの家づくりを一番に応援して下さっている方々であるからこそ手

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ほんとここでは紹介しきれないぐらいに、昔ながらの家づくりとAA STUDIOはたくさんの方々に支えられているんだと、この見学会をとおして再確認の私達。。


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増えていく大勢の見学者さんに、ひとつひとつ丁寧に説明や対応ができなかったことが私の反省ですが、仲間が増え支えていただけるという事や、皆さんに関心をもって頂けるという事は、本当に嬉しく心強く、有り難いです。
徳さんとふたり二人三脚でがむしゃらにやっていた頃が信じられません。
今後は多くの方々と輪になって広めていくことが、私達のすすむ先。

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見学会では大工の大石さんも、昔ながらの家の良さを広めるために、高校生の見学に対してレクチャーをしてました。大石さんなりの広め方。
みんなが一緒になって昔ながらの家づくりを広めていくんだあ〜です!
やっぱり皆が輪になってこそ、和の家ですねハート

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そしてAA STUDIOの見学会では、見学者さん同士が、子育ての話や食の話で盛り上がっている姿が目につきます。これも私達が理想としていた事。
”家づくり”が、暮らしや生活の場を語り合える『場』となるように、、
すこしずつ理想に近づいてきた感じかなハート

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見学会が終了して、二日間終日見学に来て頂いた参加者さんが記念撮影をしましょうnull っとお誘いを受け・・。建主さんを挟んで最後にパシャリ。
みんないい表情をしていたのが、すべてを物語っています。
エネルギーをいただき、今後も乗り越えていかなければいけない課題もありつつ、これからも頑張っていきたいと思った見学会。。
皆さん、ありがとうございましたハート
『五穀豊穣の家』に乾杯!



 

地鎮祭


『往き、還る家』の地鎮祭が執り行われました。
春の桜が咲くころ、ちょうどこの時をねらったかのようなグッドタイミングで、桜を前にしての地鎮祭。
今までで一番、美しいなあと感じる地鎮祭でありました。


しかも今回は神主さんが女性の方!
女性の神主さんというのは、神々しいなかにパッと華が咲くような雰囲気がして、とってもいいですね〜ハート
お召し物が桜色というのもさらに雰囲気をもりあげてくれます。はな花
あ〜綺麗だなあ、って。
雅楽のバックミュージック付きでこの華やかな雰囲気、きっと大神さまも喜んでおりて来られるに違いない手


美しいものを見たあとの心清められ感に、心新たにして。
これから始まる『往き、還る家』の家づくりに思いを馳せましたキラキラ


さて地鎮祭終了後に、建て主さんより直会(なおらい)のお誘いがありました。
時期ということもあって、桜の下で手
『五穀豊穣の家』の終盤の仕舞いによってずっとバタバタしていた私なのでお花見はせず終いだったので、心休まる嬉しい一時。。
桜の時期に地鎮祭って、いいなあ〜。。


お食事はSOUSOUさんのお弁当。
どれもびっくりするぐらいに手の込んだお料理で、とっても美味しかった〜。
まるで私たちの家づくりのようハート
見た目は地味な感じだけど、ひとつひとつの中身はぐっと手間をかけて愛情深いような〜笑
やはりSOUSOUさん、とっても人気店らしいです。
AA STUDIOも見習いたい笑

直会による共飲共食儀礼によって、これから『往き、還る家』の家づくりにむけて心をひとつにすることができました。
さてこれからゆっくりと進んでいきますよ〜手
応援くださいハート


 

昔ながらの家づくり・完成見学会!

家づくりの最後、庭工事がすすんでおります。
樹木たちがやって来ると、「あ〜、樹たちに助けられている!」と思います。
家が良くても、庭(緑)のない家は、無味乾燥・・下
家+庭、このふたつがあってこそ、そこに家庭が。。
自然素材で造られた家と言っても所詮は人工物です。
そこを樹や植物が大地に馴染ませてくれるようにいつも感じるところ。
だから助けられている・・という感じ。
心豊かに住まうために木々たちの力は大きいです。。
私の至らないところを樹たちが助けてくれているとも言えますわらう
さて随分とお待たせしましたが、完成見学会のご案内ですハート



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     ♪♪♪ 『五穀豊穣の家』完成見学会&お話会のご案内  ♪♪♪
 
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菜の花や桜が咲き乱れこの時期はまるで桃源郷のような美しい季節ですね。
いかがお過ごしでしょうか。
先人たちの智恵と技を生かした木と土の昔ながらの家づくりも『五穀豊穣の家』で、
はや10軒目になろうとしています。先人たちの智恵や技を、美しく豊かな自然と愛せ
る住まいを未来に繋げていきたいという想いで家づくりを進めておりますが、10軒目
にしてもなお感動の止まない美しさと心地よさがそこにあります。
それは何か?と問いかけます。木の力強さだったり、母なる大地の土の心地よさだった
り、草の薫りだったり、火の暖かさだったり、風の心地よさだったりと・・その感動は
この住まいのなかにある自然そのものなのかもしれないと思うようになりました。
”和の家”は自然の心地よさを包み込んだ住まいです。そして”和の家”は自然を尊ぶ
ところから始まる住まいです。木の一欠片さえも大切にし、土や草などの自然の素材を
最大限に生かし、職人さんたちや地場で生きる人たちを生かす住まいです。動物的な本
能で心からの安らぎと安心を覚え、全ての五感で心地いいと感じるのはこういった”和
(調和)のスピリット”をもった住まいだからこそなのかもしれません。
すべてのものを育むように大らかに昔ながらの家づくりの機会を与えて下さった建て主
さんがいてこそ成り立ちます。五穀豊穣の家の建て主さんに感謝です。
建て主さんのご厚意によるこの貴重な機会、ぜひ先人たちが伝え繋げてきた和の住まい
の心地よさ美しさを感じてください。

『五穀豊穣の家』の見所は、多目的に使える土間空間や、食べ物を保存するための土間
食品庫や地下食品庫があります。今の時代、蔑ろにされがちな食品の保存、添加物や保
存料があってこそ成り立つ食品保存の現状のなか、食の保存や加工をする場として家が
発展してきた歴史を振返り、『五穀豊穣の家』に取り入れています。また畳のある暮ら
しとして畳リビングをご提案。カジュアルで普段使いできる畳の間を取り入れた住まい
です。31坪と小さい家ですが、それぞれの職人さんに手間隙をかけて昔ながらの本来
の仕事をして頂いた家です、100年200年ともたせる住まいとなっております。
見学会では『昔ながらの家づくりのお話会』も予定しております。
また和紙や竹照明、竹の道具、雑貨、苗木、お弁当などちょっとプレミアな手仕事の物
たちも販売予定。ご来訪をお待ちしております。。
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【日時】 4月16日(土)、17日(日)
  《見学会》-------------------------------------------------------------
     ◎10:00〜17:00まで
    ※『お話会』の時間帯は見学は小休止タイムとなります。
      ※<お子様連れの参加希望者さまへ>
     建て主さんのご厚意によりお引き渡し前の大切なお住まいをお借りして
          の見学会となります。自然そのままの素材をつかっているため障子や壁
     や木部など、ほんのちょっとした事で傷つきやすく汚れやすいです。
     見学につきまして常にお子様とご一緒に、注意をしてください。

  《内原由季さん『野の草いのちの台所』》---------------------------------
    ◎16日限定 春の野の草お弁当 750円 ※申し込みがいります。
     内原由季さん:日本の素朴なごはんを伝える料理教室をおこなっている。
     今回は春の野の”草”を使ったごはん。由季さんのお料理はほっこりと
     食べる人をしあわせにする力があります。
     『五穀豊穣の家』でゆっくりと幸せなお昼を。。    
        
  《昔ながらの家づくりのお話会》-----------------------------------------
    ◎17日限定 13:30〜14:30 
     ゆるりと、昔ながらの家づくりのお話しをしましょ。。
     『五穀豊穣の家』の大工:大石棟梁さんのお話や、昔ながらの家づくりの
     設計(AA STUDIO)についてのお話、参加者さんからの質問など
     お答えいたします。 

【場所】『五穀豊穣の家』松山市恵原町
     ネット上のプライバシー保護のため申し込み後に地図をお送りします。
【連絡先】090-4781-6192(橋詰)
【その他】駐車場はありますが、車はできる限り乗り合わせて来てください。
     ※トイレは使用できません。少し離れた八坂寺のトイレを借りてね。 
   
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□□ 申し込み AA STUDIO 橋詰まで
  (FAX/TEL:0898-55-3021  メール:asuka-archi@nifty.com )

  □見学日:  16日(土) / 17日(日)
  □『野の草いのちの台所』お弁当(16日限定) 個数:
  □氏名 :                  
  □氏名 :
  □連絡先:
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■-----AA STUDIOの昔ながらの家づくり
http://www.aastudio.info
■-----AA STUDIOのブログ「衣・食・住が輪(和)になって」
http://aastudio.jugem.jp/

□-----794-0121 愛媛県今治市玉川町鈍川丁298-1
□-----TEL/FAX 0898-55-3021
□-----E-MAIL asuka-archi@nifty.com 

奈良へ。。


急遽、奈良へ向かうことに。。
今、進行中の3軒のお宅で、どのお宅も偶然にも皆、松のフローリングを使う予定となっていて、
なかなか南国愛媛では入手困難な材であって、イメージにあう良い物が見つからず・・汗
あちこち探していた矢先。

ずっと以前から気になっていた製材屋さんがいて、松の床材を扱っている様子なので、急遽、奈良県へ。
やはり初めてお付き合いするところなのでお会いしてどういった材を扱っているか直接お話を聞きたかった。
今後も増えるであろう松の床材。
できれば安定して良い品質の物を手ごろな価格で提供してくれる努力をしてくださる製材所さんとの出逢いであればありがたい。
そのためにも逢って、お話をして、材に対する考え方を知りたい。

こういった事は、すでに設計事務所の仕事の域を超えているけど、
木材屋さんや大工さんや工務店さんから出される材料だけでは満足がいかない私たち。
自分たちの足を使って、いろいろと探し回って。。


昔ながらの家づくり、手ごろな値段で良質なものを提供し、誰もが昔のように気軽に木の家を建てられるようになるため、苦労は惜しまない。
高価で良い物は当然のこと。
しかし、手ごろな値段でありながら良い物づくりをする、というのはなかなか簡単ではないところ。
無駄を省いて、常に良い物をつくっていこう、そのためにどうするかという努力と知恵が問われる。
施主様にも、同じく無駄をなくすことや見極めを問う。
木と土の家が当たり前のように建てられる時代に戻していくためにも、こういった作業の繰り返しなしでは始まらない。

奈良と言えば、木材産地で有名な吉野の地。
吉野材の産地と言えども、苦しい昨今。
木を使うに相応しい家が無い時代。
嘆いていた。
山から下りてきた木が製材すればどんどん売れていた時代では考えられないこと。
だからこそ今、木がいかされる家の良さを、皆が一丸となって当たり前に普及していくことを願って
伝えていく努力をしなければ。。


っと、吉野の旅路。旅の疲れを吹き飛ばしてくれるかのような温泉ハート
完全、掛け流し、加水加温なし。はあ〜極楽極楽♪
これにて充電完了!
また明日から頑張らなきゃ手
木材産地の吉野、面白いね〜また行きたい〜。。

『往き、還る家』

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先日はこれから始まろうとする『往き、還る家』の木材検品でした。
ネーミングにも想いが込められているように、建て主さんは3.11震災後に横浜から愛媛に移住。
震災が機となって生き方を変えたご家族。
帰宅難民になったり、食べる事さえも危うく感じる都会の生活から、田舎暮らしをもとめて。

『往き』これから自分たちが思い描く生き方に向かって一歩一歩、歩もうという想い、未来を感じる。
そして『還る』、私たちが便利さや効率や経済主義のなかで失い手放そうとしている世界に心をむけ、一歩一歩還っていくこと。
詳しく説明をしてもらったと思うけど、私はそうIさんたちの姿から勝手に解釈したのでした。

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木と土の家で、自然に寄り添う暮らしを。

時間のかかる家づくりだけど、しっかりと地に足をつけたいという想いが感じられるIさんたち。
木材乾燥も、当然のごとく天然での自然乾燥。
じっと16ヶ月間待ち続けた甲斐もあって、過去最高の良い乾燥具合となりました手
水木棟梁のほうも、大きめの桟を使って風がとおりぬけ乾燥しやすいようにしてくれたことも、手伝って。

さてそろそろ動き始めるので、私も申請やら造成やら地鎮祭やらで忙しくなります。
春だから、芽吹きのごとくムクムクと。
みんな楽しみにしていますハート

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家づくりにかかせない物たち。。

AA STUDIOでの家づくりに欠かせない物たちのストックが、そろそろ底をつくのでそれぞれに製作依頼をかけました。
どれもかけがえのない物たちで、そのひとつをご紹介いたします。


製作家具や建具の取手となる、木のつまみです。
これはAA STUDIOデザインのオリジナルで、粘土で型をおこしたものを
久万高原の甲斐工房さんに製作依頼をかけ作って頂いている物です。


なんてことの無いたかが木のつまみだと思われるかもしれないのですが、家はこういった小さな細部の寄せ集めで出来あがっていきますから、私にとっては手を抜けない大切なところです。
カタログの商品は、野暮ったく、大量生産的な物ばかりで、どこか雰囲気に合いません。

毎日、目にする物、手に触れる物です。
大切に作られた物は放つ空気が根っこから違います。
このツマミを愛用して10年にもなりますが、いつ見ても、愛しい気分にさせてくれるツマミちゃんハート

甲斐工房さんにより、久万高原の山桜の赤味の濃い材で伐り出され、丁寧に磨きもかけられて、
少しの形の狂いもなく出来上がってきますから、いつも手元に届くと、感動を覚えますキラキラ
こういった影ながら、支えてくれている職人さんたちがいるからこそ、昔ながらの家づくり。
すべてを愛しくさせていくんだと・・AA STUDIOのスタンダードです。

CSはうす その後。。

CSはうすのその後。
その後いかがお過ごしか、様子見もふくめ夕食をご一緒することにしました。


CSはうすは必要最低限という、とってもとっても小さなお家です。
でも・・一畳しかないお玄関も、このとおり。
お気に入りの家具を見つけられて、ちょっと素敵空間になっていました♪

何から何まで至れり尽くせりの家もいいけど、
そこに合うお気に入りの家具を探して、配するのもいいものです。
その家の住人のセンスを感じますね手

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お台所もとってもコンパクトですが、そのコンパクトさが不必要な動きを必要とせず、使い勝手が良さそう。

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使いつつ自分たちの都合の良いところに棚を配したり。
包丁もこうなると暮らしのオブジェです笑

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食器棚は、CS(化学物質過敏症)に合う食器棚がみつからず、スチール棚にしたそうです。
ポップなスチール棚が妙に自然素材の家にマッチしていて、これもおもしろかった♪

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小さな家だけどとっても気持ちがいい家です。
小さな家と言えども素材は本物、建て方は伝統構法の石場立てという本格派の家です。
建前前まで、近くに住むお母さんが「海風がとても強い所なので、石の上に家を置いているだけでは強風で家が吹き飛んでいかないか下」と心配でならなかった様子。風の強い時は、母家は揺れるそうなので・・。

でもHさんの住まわれた感想は
「風の強い時もギシともビクとも言わない、そこが一番の驚きでした〜。身に余るほどのしっかりとした家!」
建ててもらって良かったと喜んでくれました手
大工さんにも感謝ですね。

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私たちも伝統構法の家を、おすすめして良かった〜キラキラ
分離発注方式+ハーフビルドで建てた小さな家。
汗水流して苦労した分、ローコストで本格派な家ができました。

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あれもこれもないけど
安心して暮らせる小さな小さな心地いい家。
これで十分〜ハート

私たちもこれから、こういった多くを求めない、小さな小さな家だけど、
ほんとうに安心して暮らせる本格的な昔ながらの家を、
誰でもが建てれるよう広めていくために思案中。。
いい家だからこそ、ひろめたいハート

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家のこと、CSのこと、林業のこと(ここの建て主さんは木材屋さんでもあるので)、いろいろと積もる課題を語り合って、すっかりお酒もすすんでしまいました。お開きにしたのが2時アンパンマン
話が尽きないです〜。またお伺いしたいと思います〜手


 

AA STUDIOの冬の暮らし。。

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いつもブログに訪れてくださって、ありがとうございますハート
今日は私たちの冬の暮らしを、ちょっとご紹介。。

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鈍川は山間地なので、街中より2〜3度は気温も低くとても寒いところです。
今日も外は雪がチラチラしています。
今年の寒波で、外気温は-4℃でした。
初めて-4℃の世界を体感しました。
室温も当然、何も無いと、どんどんと下がっていきます。

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しかも窓はまだビニールの所があちこちにあって隙間風は当たり前・・
猫も時々、大きな穴を開けてくれるのですアンパンマン

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寒波が訪れた日は、
お台所のまな板の上に置いてあったお大根が、この通りカチカチにフリーズ笑
これも初体験で、もう笑うしかありませんわらう

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まあ、昔ながらのお台所です。
無暖房ですので、ほぼ外気温。
天井は屋根の野地板がまる見えで、しかも透かして張ってあるので隙間がたくさんあって、外の空気が普通にはいって来ています笑
苦痛?
っと言えば、まあ案外そんなこともなく、冬の寒さを覚悟の上での造りなので、案外耐えられます笑
人間ってスゴイです笑
まあ求め出すと、この寒さ感が許せなくなるんでしょうけど、ここを十分に暖めるのはまず無理なので、
今のところは大丈夫です。
どうしても許せない時は、足元にヒーターを置いて、使う時だけ暖房をつければ良い話かなと思っています。

そういった寒さはぜんぜん大丈夫なんだけど、許せない事はまだお湯が出ない事!
これかなりツライです・・なみだ
凍りつくような水での台所仕事は、ちとキツイです汗
まだ、リフォーム中なのでね。
これも外壁をこれから張る予定なので、もう少しの我慢で給湯器が付けれそうですアンパンマン
いつも我が家は後回しなのです笑

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そして、やっぱり冬は火のある暮らし、薪ストーブが活躍しています手
この地では、石油ストーブやエアコンは無力に均しく。
火の力は凄くって、これ無く生活はできません。
でも薪ストーブは暖を取るだけのものでなく、ゆったりとした炎を眺めることができ、何よりの冬の贅沢な楽しみの一つと言えます♪
だから冬の訪れは決して苦ではなく、私たちにとっては揺らめく炎を想像すると、いつもワクワクするものです。
↑来客用にある土間の薪ストーブに、↓事務所スペースにある薪ストーブ。

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我が家はこの二台の薪ストーブが、冬の暮らしを支えてくれます。
猫もストーブ大好きぬくぬくニャンハート

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室温も部屋を仕切って、冬は小さく暮らせば20℃台にもなります。
昔ながらの家ですから、広い空間や吹き抜けがあるような空間を十分に暖めるというのは無理です。
あちこち普通に隙間がありますし笑
しかし、冬は昔の人たちがやっていたように建具を建て込んで空間を小さく仕切って使うと、部屋は簡単に暖まります。
これはとっても合理的な冬のすごし方だと感じます。

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夏は開け放っていた座敷も、冬用に模様替えをして障子を建て込みました。
これだけの工夫で冬はぬくぬく空間となります♪
夏は夏らしい服装に、冬は冬らしく。住まいも一緒。
年中同じ設えというより、夏は夏らしい、冬は冬らしい住まいの構え、というのも季節感があって私は好きです。雰囲気に合わせて、簾戸や襖も用意していますアンパンマン
こういった季節らしい住まいの構え、合理的な夏と冬のすごし方、というのも、これからもう一度見直していきたいところですよねキラキラ

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そしてどちらの薪ストーブも、こうやってストーブの上にはいつもヤカンの行列笑
暖をとるだけでなく、もっと熱を生かしたくて、日本的もったいない精神がうずうずします♪
珈琲やお料理に使うお湯はこれで十分。
煮込み料理やスープもここでコトコトと時間をかけて煮込むと、絶品になりますキラキラ
部屋も温められて、暖かいお料理もできて、一石二鳥。

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我が家は食器乾燥にも利用。洗い物がすぐに乾いて、時には干し椎茸づくりなどにも利用します。
一石何鳥もあるのが、薪ストーブ手
そしてさらに薪ストーブの熾き火を使って、七輪を活用します。

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珈琲豆の焙煎に利用したり・・
だから我が家の珈琲は、オーガニック豆での”炭火自家焙煎”なのですよ。
なんと贅沢ハート

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お餅も、この通り、炭火焼き♪
この光景そのものが、もう和みですよね〜。

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七輪はストーブで出る熾き火を最大限に利用してくれて、火持ちもよくて、調理にはとっても効率がいいのです。
暖を取りながら、暖かいお料理が自然と出来て、冬はガスの節約にもなりますね♪

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心なしか、火のエネルギーがお料理にこもっているように感じるのは私だけ?
心も体も芯からあったかですハート

高気密高断熱のような寒さに不自由しない家もあるみたいだけど、
我が家はこの適度に、寒さもありながら、身に染みる暖かさに猫も家族も寄り添って過ごすことに、冬ならではの暮らしの良さを感じています。

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スイッチポンでいかない冬の暮らし、便利さとは程遠いですが、そこに良さがあるから出来ることハート
薪割りや薪集めも必要な仕事のうち、スイッチポンにはない世界。

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庭の剪定で出た木っ端をたくさんいただきました。
ありがたい手
我が家の燃料の全てはこういった、焼却処分されるはずの木材たちの利用です。
これぞ捨てられるエネルギー利用です。
薪ストーブのおかげで、電気代は事務所での使用量も含めていつも4000円台、ガス代は2000円台(ただし給湯なし)です。
あんまり電気もガスも使ってない、省エネルギーな
自然に優しい暮らしだと思いませんかっ手

さてこの暮らし、あなたは?
たいへんそうっと感じた方ですか、それともいいなあって感じた方ですか。
我が家の冬の暮らしでした〜♪

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完成まであと一息。。

『五穀豊穣の家』の大工工事が終了しました〜手
後半は、無数にある棚・棚・棚・棚の製作に夜もうなされるほどの大石棟梁でしたが笑
おかげさまで、使い勝手の良い家ができましたキラキラ
いつもこの棚、この現場にかぎらず大工さん達の手をかなり取らせる厄介な奴なのです。


しかしこういった造りつけの棚は、暮らしはじめるととっても有難いものです。
雰囲気のあわない家具たちにあちこち部屋のスペースを占領される事や、置き場所に悩む事も、家具の裏の埃だまりを憂鬱に思うこともありません。
時には本棚に、時には飾り棚にと、それぞれの暮らしをサポートします。
だからAA STUDIOの家づくりでは外せない物〜手
この家で末長く暮らしていく施主さんにとっては、とってもとってもありがたい奴なのですアンパンマン


昔は、「収納?」といったら納戸と押入ぐらいでしたので、あちこちの棚になかなか慣れない大工さん達ですが、きっと大工さんたちの苦労も報われるはず手


そして2階にあがると、綺麗に掃除されていて空気が気持ちがいい〜。
掃除をして下さっているのは・・、棟梁の息子さんでした手
最後の日、お手伝いに来てくれたのですね。。


そして最後の込み栓を切りそろえる作業を、親子揃って。
なんだか、とってもいい光景でしたハート
要領の良いノコの使い方を、さり気なく教える父親棟梁。
若い芽が出始めようとしています。。

次は2年後に・・『土間と風の家』
その頃には息子さんは高校を卒業して、大工として初の伝統構法の仕事になりそうです。
伝統構法の家づくり、簡単ではない仕事・・。
でもそれが栄養となって、いい大工へと成長させてくれるはず。

二人の後ろ姿は、何だか感慨深そうでした。
2年後が楽しみですハート

命をまもる家でありたい。。

京都大学・藤井義久先生による『断熱化と耐久性に関する勉強会』および『伝統的木造住宅と省エネルギー』のフォラムに参加するため京都へ行ってきました車
改正省エネ法によって、今後は住宅の高断熱化が義務付けられることになる事をご存知ですか?
国はCO2削減や省エネ、ヒートショックを防ぐためにといった正論を掲げ法制化へと足早に動いていますが、何やら別の思惑を感じずにはいられません・・アンパンマン

この高断熱化のためには、しっかりとした家の気密化が大前提です。
気密対策をしっかりと施さなければ、家の断熱化は壁内結露を生じさせて、家を腐らせる危険性をはらんでいるのです。
築5年で結露のために家が腐り始めた、とか、軽量鉄骨造のメーカー住宅の壁内は結露で軽量鉄骨が腐って形状を維持してなかったとか・・大工さんから耳にする話です。それだけ断熱化というものは慎重を要する事だと思っています。
ましてや地震が頻発するこの日本において、その気密性をどこまで保持できるかは、正直まったく議論や検証がなされないままに、高断熱義務化されようとしています。


かつて私自身も高気密高断熱な家を手がけていた時がありました。
でもその気密性の保持という点でどうしても疑問を消すことができず、昔ながらの家づくりへと答えを見出した経緯があります。
昔ながらの家のように、大きな地震がきても点検ができる造りであるという事は、家を健全にたもつ為に最も必要不可欠なことと気がついたからです。
点検できる事や見える事、それは先人たちが命をまもる家づくりのために、もっとも重要とした事です。
今回の『断熱化と耐久性に関する勉強会』では、そのことが再確認できました。
今時の家は、大壁により柱や梁が見えない造りが一般的ですが、雨漏りしているとか、結露をおこしているとか、シロアリに食害されているとか、まったく確認ができません。だから家の寿命も短いのです。これが現代の家の大きな問題だと言えます。

京都でのお話、木材の腐朽・劣化については、木材の乾燥が保たれる事、常に通気が良い事、自然現象を読み解いて対処を考えておく事、そして一番肝心なのが予期せぬ事がおこった時に早期発見・早期対処ができるような維持管理の容易さが、家を長持ちさせ安心して暮らすための重要要素であることです。

『痛んでからでは遅い。痛まないようにするのが合理的』

まさにそこが日本の昔ながらの家屋が培ってきた叡智。
人間が予期できない事は山のようにあって、その不完全さを補うことを、想定しておく。
その謙虚さのなかにある賢さこそ、真に耳を傾けたい事だと思っています。

フォラム分科会でのお話でも、築140年の古い京町屋に寒い冬は寒いなりの工夫をして暮らしている秦氏の言葉がとても印象的でしたが、秦さんにとっての合理性とは?
数字やデータで語られるものを合理性と言うのではなく・・、先人たちが培ってきたもの(確実性)を繋いでいくことにあると・・。
そのとおり手
卓上の数字だけで性能を評価し法制化をすすめるなか、先人たちが培ってきた100年200年ともちうるための知恵については耳を傾けようとしない今の時代・・、そして法制化汗


壁の中に隠蔽されて見えなくなる気密や断熱について、結露といった危険性をリスクとしてはらむ一方で、維持管理ができないというのは、やはり信頼に値しないと私は現時点で考えています。
ヒートショックは悪だからと言って、北海道やさらにその北上にあるドイツのような断熱基準は必要でしょうか・・?
衣服を脱ぐような洗面所やトイレに部分暖房で対応は可能です。間取りの工夫など高齢者に配慮したつくりは可能です。
ヒートショックのために全館暖房・家まるごと高断熱化しなくても良い事なのです。

日本の昔ながらの知恵、冬は小さく暮らし、夏は広く開け放って暮らす
この謙虚さ、それが一番省エネにつながりますキラキラ
この温暖多湿な四国で高断熱化のために、結露や地震や耐久性など、そこまでのリスクを背負う必要はないと思っています。
家が20年30年の寿命であると考えるのなら、それでもいいのですが・・それは果たして省エネと言えますか?

人の健康と家の健康はつながっている 

木材の劣化と腐朽を研究されている藤井先生のお言葉。。
私もそう考えます。


これから法律によって、日本の気候風土で培われたものではない、北欧やドイツのような断熱住宅がこの日本で高い評価とされていきます。
これから訪れるであろう大地震は大丈夫でしょうか?
50年後100年後までその気密性や耐久性は維持できますか?
万が一何かあった時に早期発見・早期対処は容易でしょうか?

地震は自然災害ですから、それにともなう家の性能低下や腐朽に、工務店や設計士は責任を負う必要はないでしょう。
断熱義務化は国が決めたこと、自然災害だから仕方がない、っとならないように・・アンパンマン
今回のフォラムでは同じ事を考える実務者たちが多く集まって、法制化についての疑問を投げかけられていました。
もっともっと公の場で議論が必要ではないでしょうか。
それもなく足早に義務化ありきで進んでいく現状に、違和感を感じずにはいられません。。